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2010-06-26 (Sat)  00:15

「娼婦と淑女」←昼ドラ ネタバレ(5)

えーと。来週で終わるのかな。あと5話ってことかな。ということで最終話に近づいてきたので、その後の感想をまとめてみます。とりあえず、記憶喪失の真彦だと思ってた陽平は、ただの陽平だったようです。といっても(役者さんが同じだから)あまりにも瓜二つすぎて、赤の他人とは思えません。久我山父がどこかで孕ませた子なんじゃないのか!?とか思ったりします(兄弟だとしても似すぎだけど) 紅子と同じく、双子で生まれたけど捨てられたという境遇だったりして。というか藍子(紅子の妹)とは療養所で知り合ったとかいってるんで同じ結核だった筈。ふたりそろって完治するだなんて、すごいなぁ…

それはさておき、ものがたりは、ぐちゃぐちゃです。どう収束するんだか、ひとりかふたり死ななくちゃおさまらないんじゃないかという展開なんですが、すべてぶっちゃけて大団円というのもありえそうです(笑) 紅子のやることすべてを受け入れて「愛している」といい続けていた藤堂は、紅子が陽平と婚約したと聞いて、ついにキレてしまいました。そのうえ「真彦には勝てないのか」とつぶやいてしまうし。それでもう「紅子を許せたのは真彦とは結ばれないとわかっていたから」ってことに…。もしくはストレートに「紅子に嫌われたくなかったから」

紅子は、まず子爵令嬢の凛子の人生を奪っている。結局、そこがすべてのハジマリなんだとすると、紅子は、誰かのためにしているんだと周囲に言い聞かせながら自分の好きなように生きている女ということになります。周囲に言い聞かせているところがミソです。あたいは誰の人生もあきらめたくないんだ。というのが、最近の口癖だけど。こっちをたてたら、あっちがたたない。という状況は、藍子のときに味わった筈なのに、つくづく懲りません(紅子は、子爵家・清瀬のために罪をかぶって投獄されたのに、清瀬は紅子の家族への援助をやめてしまった。結果、紅子の育ての親はふたりとも死に、藍子も行方不明に…←生きてたけど)

藍子が紅子に逆恨みするのは解せないけど、紅子が陽平を選ぶのは、もっと解せない… そんなことしたら藍子がどう感じるかとか考えないのかと。(藍子はずっと陽平に支えられて生きてきた。という設定。) 藍子が藤堂のことを好きらしいと気づいたからそうしたのかわかんないけど、藍子を藤堂に押しつけようとするし。藤堂に向かって、藍子を傷つけたらおまえを絶対に許さない、とか。紅子のなかには、藤堂の人生に対する配慮が欠けている。藤堂が、あまりにも、かわいそう。かといって、キレてほしくなかったけど。これでキレなかったら藤堂は、もう人ではなくて菩薩になっている…(そんくらい紅子がしたことは、ヒドイと思う) 藤堂もね、藍子に誘惑されて抱いちゃったのはよくなかったけども。←誘惑は撥ね退けてほしかった…

で、眞一。(真彦の忘れ形見。ふたりの父とふたりの母を持つこども) 太一を父親だと信じている眞一は、太一が戦死したのではなく殺されたのだと知る。←教えたのは、藍子。とっさに紅子が「おまえの父親を殺したのは、あたいだ」といって、麗華をかばってしまう。(またか。と、思ってしまうくらい、紅子はこうして罪をかぶることがとても多いんだけど、かぶせたほうは罪悪感に苛まれるじゃないか…) 麗華は、元々は、いいところお嬢さまというのもあって、どこか、おっとりしてるし。もっと怒ってもいいところで怒らない人だったんだけど、麗華もついにキレた…   恨み屋さんだ…!(いつかなるんじゃないかと期待してた) 眞一は、父親を殺した紅子が許せなくて包丁を持って紅子のところへいくんだけど(血の繋がりがないのに行動は太一と一緒だ) 麗華に抱きしめられて気絶し、目が醒めたところで、なんという偶然か(笑)麗華が紅子にあてた手紙を見てしまう。←んなところに手紙を置くなといいたい。その手紙には「眞一の父親を殺しておいて…云々」という文章が書かれているんだけど、眞一、頭がいいなぁ。それで「お父さんを殺したのは、ほんとは麗華お母さんで、紅子お母さんじゃなかったんだ」と全部を察してしまって、突発的な失語症に…
言葉を失った眞一を献身的にケアする麗華は(実は陽平に惹かれていたので/この顔に弱いのか…)「私には眞一がいる。眞一のために母親としてできることを一番に考えなくちゃいけない」と、陽平への想いを封印していたのに、不用意に置かれていた一番見られたくなかった手紙を眞一に読まれてしまったうえに、言葉を取り戻した眞一が、最初に探したのが「紅子おかあさん」で、紅子もまたそんな眞一がいとしくて「ほんとによかったなぁ」って、くちゃくちゃになるくらい抱きしめるし。
そこは麗華に向かって「よかったな、麗華」とかいうべきところだろうに。
自分以外の誰かのためだとかいいながら、つめが甘いというか、配慮が足りないんだなぁ。あなたは私から何もかもを奪っていくのね…と、麗華も、ついにキレちゃったので、次回以降、何かやらかすようです。麗華の立場で考えると、まずずっと慕っていた真彦が紅子と婚約し、実の兄妹かもしれないということで婚約解消したついでに、紅子にけしかけられて麗華と真彦が婚約し、そのせいで逆上した太一が麗華をレイプし、その太一と結婚してそれなりに幸せのなかにいたのに復讐心にかられた紅子が子爵家をめちゃくちゃにして、無理心中をはかろうとした太一を殺してしまい、服役して、娼婦になって…… すべて。きっかけは、たしかに紅子。

久我山兄(真彦の異母兄)は、最初は、頭のおかしな父親と同系列の人って感じだったんですが、最近は、なんだか可愛らしいです。このまま麗華とくっついちゃうのかなぁ… 読めません…
ひとつだけいえることは、ちょっとした伏線があったので、紅子は陽平のこどもを身ごもるんじゃないかなぁと思います。まぁ、伏線なんて、あてになんないですけどね… このドラマ…(笑)

そんなこんなで、怒涛の展開でありました。

紅子は、自分の存在理由が欲しいんだろうなぁとは思うんですよね。病気がちの妹へ愛情のすべてを傾けていた両親(のちに血の繋がりがなかったからだと判明するわけだけど) 家族のために身を挺してお金を稼いでいたのは、そうしないと自分がそこにいる理由がわかんなかったからでしょうし。そのあと凛子になりすましたのは、真彦が、まるで父親のように接してくれたからでしょぅし。(盗みはダメだとか、行儀が悪いとか、口うるさい男だった真彦/笑) 愛に飢えていたのに、自分を一心に愛してくれる藤堂には、結局のところ冷たい。というのが、なんだかなぁだけど。藤堂もまた愛し方がよくわからなかったのかもしんない…?←藤堂の愛はやさしすぎた。紅子のすることすべてを許す愛だったから。で、陽平は、そんな紅子のすべてを受けとめるらしい…(しかし、その言葉は、藤堂がやってきたことそのものなんだけどな…)

うーん。

ハッピーエンドを期待しておく。

陽平が「実は、俺、真彦なんだ」と突然いいだしたらいいのに(笑)←藍子と陽平が出会ったのは9年前。真彦が死んだのは6年前(7年前だっけ?) 計算が合わないからありえないことだけども。
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最終更新日 : -0001-11-30

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