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マタニティマークとかベビーカーとか

このところ妊婦さんや子育て中のママに関する記事とか目につくんですが、なんかそういう番組でもやっていたのでしょうか。とりあえず電車に関していうならば、通勤時間帯のサラリーマンやOLさんは、まず席を譲るようなゆとりはないです(断定しちゃったけど) 譲りあうとかそんなことできるのは通勤時間帯でない時間帯にかぎります(通勤ラッシュのある路線はすべてそうだと思うよ。全国的に)
何故って「これから仕事」で「仕事で疲れてる」から(!
一駅か二駅、あるいは15分くらいで降りるとかならともかく、これから1時間以上、あるいは2時間以上先まで行くとなったら、ここで席を譲ったらもう座れないとなったら、座っていたいでしょう。座っていたいよ。だってそのために朝早めに出てきて座っている人だっているんだから。それでも座れないかもしれないとなったら、自腹きってグリーン車に行くよって人もいるくらい。そのグリーン車でさえ座れなかったり立ってる人で満杯だったりすることがあるんだから、席を譲ってくれる人がいたら奇跡です。
眠ってるふりをしたり、気づかないふりをしたり。
そういう人だって、遊びにいくときだったらパッと席をたって譲ってるかもしんない。
でも朝はダメ。この時間に寝ておかないと昼までもたない。という人だっていると思う。

一方で、臨月まで働きたいという人もいて、いつもの通勤がきつくてたまらないという人もいる。きついのは妊娠初期の見た目では妊婦だとはわからない悪阻のひどいときで、これ以上圧されたら私は吐く!と内心恐々としながら電車に揺られている人もいるかもしれない。でも、悪阻って、座れば楽になるってもんでもないんだよね(車酔いのひどいのと思えば) ただ妊娠初期からおこりやすい貧血がね。貧血は経験あるからわかるけど、あれは立ってるのつらい。座ったほうが、楽。むしろ、その場にしゃがみこむ(倒れそうと思ったら、しゃがむしかない) 心臓痛くなるしね。妊婦は貧血にならないように気をつけなくちゃいかんと思う。自分のためにも、胎児のためにも。でもお腹が出てくると、しゃがめなくなるからなぁ。
その席、お願い。このめまいがとまるまででいいから、ちょっとだけ譲って。と、思っても、通勤時間帯に電車に乗ってるような妊婦さんはたいてい若いから口に出してはいえないだろう。んで、マタニティマークがあれば、察した相手が席を譲ってくれるかもしんないと思うわけだ。けどなぁ…。どうだろうなぁ。通勤時間帯はなぁ。きついよねぇ。

けど、その一方で、ともだちが妊娠3ヶ月くらいだったとき(まだお腹とかまったくわからんとき) 遊びにいった帰りの電車が混んでいてつり革につかまって立っていたんだけど、目の前の席が空いた時に割りこむように若いお兄ちゃんが座りかけたから「すみません!」といって半ば強引に彼女を座らせたことあるんですよね。遊びに行けるんだから大丈夫なわけだし、彼女自身、大丈夫だよーとかいってたけど心配で。こういうとき、妊娠してますマークでもあればいいのにねとか話したことあって、実際にマークがあるって聞いたときは「ああ、あると便利だよね」と思ったりもしたんで、あると便利なのは確かなんですよ。

悪用する人がいるってだけで(妊娠してなくてもつけることはできるしね)
あと、妊娠してるんだから優先してよ!という態度がむかつくってだけでね(謙虚、大切) けど、これ、そうしない人のほうが大多数の筈なんですよ。たとえばご高齢の方が「年寄りに席を譲るのは当然」という態度でいたり、どんな事情で優先席に座ってるか考えもせずに「若いのが座る席じゃないんだよ。立て」とかいっちゃうやつがいたり。そういうのは稀な筈。
いるけど。
されたことあるけど。
高校生のときに。
高熱で早退するとき、帰りのバスの中でやっと座れたのが優先席で、頭とか関節の節々が痛くて気持ち悪くて吐きそうとか思ってたら、後ろからいきなり頭を叩かれて「立て」といわれて。怒られて。腕を引っぱられて。わけもわからず立ったら、そのじいさん、その席に座ったあげく「若いくせに堂々と優先席に座りやがって」「これだからいまの高校生は」とかなんとか大声でいわれて。まあ、でも、高熱で頭ぐらぐらしていたから状況把握あんまりできてなかったんだけど、つり革に捕まって呆然とじいさんの頭を見下ろしながら「吐いたろか」と思ったことだけは強烈に憶えてます。いまだに。忘れられない。
具合悪いときって元気ないから言い返すゆとりもないもんなんだなぁ。
そういうときに「具合悪いですマーク」があればいいのに(なんじゃそりゃだけど)

ゆとりのない人はどこにでもいて。
道をよけずにぶつかって来る人とか、ぶつかるばかりか押しのけていく人とか(壁に激突しそうになったことある) その相手が妊婦かもとか杖をついているかもとか(白杖の人かもとか)考えもせずに、自分以外のすべてが邪魔だといわんばかりに歩いている人もいる。そういう人は、マークには絶対に気づかないし、ベビーカーに対しても「邪魔」としか思わないんじゃないかな。
ベビーカーのこどもを叩いた人がいたとかニュースかな?で聞いたことあるけど。それをするのはベビーが弱者なだけじゃなくて、ママが女で弱者だからで、もし屈強なパパがベビーカー押してたらやんないんですよ。
世の中、そういうもん。

ただ通勤時間帯のベビーカーは危険すぎる。
それいったらスーツケースも怖いし、足元に置かれたスポーツバッグも怖い。
通勤ラッシュの身動きがとれないときに「何この足元のコレ、バッグなの?足の置き場がなくて、私、いま、ものすごく不安定な体勢になってんだけど…!」って軽くパニクったことあります。これ以上押されたら、揺れたら、バッグにつまずいて転ぶしかないという状況。怖かった。いざとなったら、バッグ、踏むけどね…!←でもベビーカーは踏めないじゃん。
かといって、ママが抱っこしたりおんぶしたりで通勤ラッシュに…というのは、危なすぎるし。
通勤時間帯は避けるのが一番。だけど、どうしようもなく、その時間になってしまうのなら対策を練ったほうがいいよね。赤ちゃんのために。あと、しょうもないことだけど、赤ちゃんの泣き声が、どうにも堪えられないときもあって。耳から脳にきてつらいときが。赤ちゃんが泣くのはあたりまえとして、泣いたときに安心してあやしたり、授乳したり、おむつ取り替えたりできない状況に、赤ちゃんをおいている。というのも、かわいそうな話だなと思う。
働くおかあさんは、ベビーシッターを雇うべき。だけど、日本はそれに慣れてない。知らない人に家と赤ちゃんを預けることには、ほんとに抵抗があるし、お金もいるだろうし。
女性が働きやすい環境をとなったら、もっと格安で安心して利用できるベビーシッターや家政婦さんがあればなぁと思うんだけども、難しいのかな。保育所よりもそっちのような気がするんだけども。

ゆとり、欲しいけど。
なかなか。という、お話でした。
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「スーパーナチュラル シーズン10」←超ネタバレ

前回のシーズン9の感想は、コチラ。まったくもってネタバレを考慮していないので、お気をつけください。

基本、吹き替えで視聴しているこのシリーズですが(1と2は吹き替え声優のひどさに耐え切れず字幕でしたけど) 吹き替えだけだと聞き取れなかったり意味がわからなかったりすることも多々あるので「日本語吹き替え+日本語字幕」でみています。吹き替えの和訳のほうが断然いいんだけど、聞き取れない言葉は字幕で確認できるのがありがたい。
たとえば今回のシーズンで出てくる「コーデックス」は字幕では「写本」になってる。コーデックスだと「規格」とかそういう意味かなとか思うけど、写本だとなんだろう、なんかそういうもんみたいな抽象的感覚だけど目から頭に入ってきやすいんですよね。

シーズン9では「絶対になりたくなかったもの」になってしまったディーンのところで終わってしまったけど、今回も「え、ここ? ここで次回に続くの!?」というところで終わってます(いつものことですね)
そんなわけで、シーズン10です。
ロードムービー的な要素も含めて、カインの刻印を消すために奔走するという一貫したテーマがあったのでラストまで集中して見入ってました。けど、なんだろう。この喪失感(ぇ) 面白かった。たしかに面白かった。けど、予想はしていたけど、こんなディーンは見たくなかった…!(これか。これだな。一言でいえば) 
次のシーズン11で、いろいろと取り戻してほしい。いろいろと。
それにしても、この兄弟は、互いを想ってるのは確かなんだけど、こう、すれ違うっていうか。隠し事しすぎだと思うよ。
と、 
以下、超ネタバレ。長いです。長いのは、愛のせいです(前も書いた/笑)

箇条書きにしてあった部分を、ちょっと書き直し。
メモ的なものでしかなかったので。

前回のラストでは、魔王クラウリーに魂の契約をした筈のサムでしたけど、その契約内容については触れられないままなシーズン10でした。もしかしたら、クラウリーは、ディーンを悪魔にして自分の相棒にしたかっただけなんじゃないのか?という展開でした。周囲の悪魔たちも、クラウリーとディーンの仲を疑っていたようだし(笑
悪魔になったディーンのやんちゃぶりに手を焼くクラウリーは人間くさかった。
人間くさいといえば、人間だったころのクラウリーの母親が稀代の魔女になっていて、とんでもない毒母で、性悪すぎて、クラウリーに同情してしまいました。
300年も生きている大魔女ロウィーナ。母親に愛されなかった息子クラウリー(人間だったころの名前はなんだっけ) 魔王となった息子を利用しようとする母親。自分の思い通りにならないと知ると殺そうとする母親です。
改心しかけたクラウリーは、よりよい悪魔王になろうと努力していたらしく、ディーンの言葉にも耳を傾け、母親を拒絶することを選んだりもした。ディーンの呼び出しには警戒心もなく駆けつけた。ディーンって、モテモテですね。かわいいからかな?(ぇ)
クラウリーは、キャス(カスティエル)にもサムにも裏切られたことがあるし、ディーンにも騙されたことがあるのに、なんでだろ。サムに殺されそうになって、残忍な悪魔である自分を思い出したのに、サムを脅しただけで殺さなかったし。その後だってキャスの求めに応じたうえに協力的だし。あれかな。ディーンからカインの刻印を消す手助けをして、その後の混沌とした世界をおいしくいただくためだったのかな。そもそもディーンにカインの刻印と元始の剣の存在を伝えたのはクラウリーだし、力を得るために協力したのもクラウリー。クラウリーは自分ができないことを他者にやらせる悪魔的なところあるけど。つか、悪魔だけど。ウィンチェスター兄弟に関しては、以前から甘かった。今回も母親からどんなことを吹聴されても「あの兄弟のことは自分が決める」といって突っぱねていたし。
利用するためというのも確かにあるのかもしれないけども。
暗黒の世界、きちゃったしね…。
母親が唯一愛したオスカーを殺させちゃったし。殺したのは母親だけど。
だれも愛することのできない女だと思っていた母親が唯一愛していた少年。その証のように、少年に病の治癒と不死を与えた。クラウリーにとっては絶望そのものだったろう。

悪魔になったディーンは、快楽主義の暴漢と化していて、良心も何もないように見えたけど、かといって魔王クラウリーと手を組んで、魔界の秩序のために手をかすようなこともしなかった。まあ、おそろしく利己的な悪魔になってたな(笑) 絶対になりたくなかった存在だったと思うんだけど、悪魔になっちゃうと、そういう呵責なようなものもなくなってしまうらしい。
たった3話めで、サムの手によって悪魔ディーンは浄化されちゃうわけだけど、その後は「カインの刻印」が魂を蝕んでいくのと戦わなくてはならなくなるという展開。孤独な戦い。と、ディーン自身が決めつけていて、あきらめてしまっている。

ディーンの優先順位は、何があろうとも、サム>キャス>知人で、これは揺るぎません。
悪魔になってもこの優先順位は揺るがなかった。悪魔仲間(だった)クラウリーに対してはやけにやさしくなっていたけども。サミーを大切にしないディーンがキャスを大切にできるはずもないし、まして知人を気遣うことができるわけがない。
カインの刻印によって蝕まれていくごとに、ディーンはおかしくなっていく。その「変わったところ」にサムは気づいている。もちろん、キャスも。でも、どうにもできないまま、時間だけがすぎていくというのが、ちょっと怖かった。
正義感の強いディーンは、狩りをして人間を助けることで「正しい自分」を保とうととしていて、モンスターなら殺しまくってもいいんだろ的に、悪魔や吸血鬼を惨殺します。モンスターだというだけで、相手の言い分も聞かずに殺す。
そんなディーンを見て、心をいためるキャスに、きゅんときました。

このシーズンでは、チャーリーが活躍するんですが、ウィンチェスター兄弟の妹的な存在で、以前のシーズンでオズの国にいっちゃった勇敢なオタク少女なんですが、まるで預言者ケビンのようなポジションについて、そのポジションのまま死んでしまうんですが、そのチャーリーの死をきっかけにして、ディーンが暴走してしまったときは、ショックでした。妹的存在で、ほとんど家族だったからって、だからって、あんなことをサムに向かっていうとは思ってなかったんですよ…。
チャーリーを荼毘に付しながらディーンがサムに向かっていった言葉です。
「チャーリーじゃなく、お前が死ねばよかった」
これ聞いたとき、ああ、これもうディーンじゃないんだ…と絶望した(私が)

これは、いつもの逆バージョンなんだな。、と、思った。
ルシファーの器であるサムのほうが悪魔に近く、魔に転じやすく、自己犠牲の果てに死を選びやすかった。これをずっと引きとめてきたのがディーン。ディーンはサムを生かすためなら何でもやった。だからサムは、今度こそ自分がディーンを何がなんでも助ける番だと、これまでディーンにされてきたことを仕返したようなもんです。今回のサムは、カインの刻印を消して元のディーンに戻すことしか考えてない。そのために何を犠牲にしてもいいと思っている。果てに、チャーリーが死んだ(やり遂げた末での死だったから、やったねチャリー!とか思っちゃったけど)  ディーンのやり方を散々詰ってきたサムが、ディーンと同じことをする。あきらめているディーンを、なんとかこちら側に引きとめようとする。事あるごとに兄貴の支配や自分の運命から逃れようとしていたサムが、賢人である自分、ハンターである自分をフル活用して、決してあきらめない。ちょっとそこに感動しました。

天国にいるボビーとの交信もよかった。キャスを一時的に天界へ送ってメタトロンを脱獄させるという計画に加担しちゃったから、どんな罰を受けることになるのか、まだ謎だけど。サムへの手紙が、心にしみた。これ、吹き替えで聞いたほうが絶対にいい。字幕は、はしょりすぎ。ディーンに隠れてやることじゃない。ほんとにそうだ。バレたらディーンが傷つく。いつものパターンで。
ボビーと交信したことを、いつサムがディーンにいうだろうかと思っていたのに、それも隠し事のひとつになってる状態のままなんですよね。まあキャスやチャーリーだけじゃなくてボビーまで巻きこんだことを知ったら悪魔化しそうなディーンの逆鱗に触れるだけだろうしね…。あ、そうか。この隠し事(ディーンに内緒で、カインの刻印を消すための諸々の計画をみんなで進めていたという事実)がバレたのと同時にチャーリーの死があったから、それをきっかけにして、ディーンはキレちゃったのか。それなら納得できるかも。
それとは別に、
どんなカタチであれ、ボビーが出てきてくれるのっていいなぁと思った。ボビーがサムに手紙にして伝えた言葉がよかった。ディーンに隠すのはよくないということと、お前の本質は善人だ。兄貴もそうだということ(くわしい内容憶えてないけど) この言葉が、ラストで兄弟を助けることになったんだなぁと思うと感慨深い。実は、この手紙で、サムと一緒に私も泣いた(!)
やっぱりボビーにしかこの行き違いやすい兄弟の調停役はできないらしい。スパナチュの死は、そこで終わりじゃないのがいいなぁ。チャーリーもまた出てきそうな気がしたから悲しくなかったし。キャスが憑依して結果的に死なせちゃったジミーも、奥さんと天国でちゃんと再会できてよかった。
久しぶりに「器」を意識させてくれる話があったのもよかった。
器とか、どうなっちゃってんだろうとか思ってたから。

カインの刻印のこと。
聖書によると「神がカインにつけた"誰にも殺されない"刻印」
創世記に遡るほどの元始の呪い(吹き替えだと、第一級の呪い)
カインの刻印は、ただの呪いなんだから解くことはできるわよ。と、軽くいったのは、魔女ロウィーナ。長生き大魔女だから古い呪いにも精通しているし、性格的にも悪い呪いに向いているんだろうけど。カインの刻印を消す呪いを解読したのもロウィーナ。←解読するための暗号を解いたのはチャーリー。
呪いを解くための呪い。呪文の書を解読するための書。書を手に入れるための解呪。
何かひとつを手にいれるために必要なモノが増えていく展開。その過程で、とても古い邪悪な家系を敵にまわしたりもした。フランケンシュタイン一族。チャーリーの仇として、ディーンが殺戮の限りを尽くした。
仇をうつというより、それを口実にして殺戮をしただけって感じだったけど。
とめに入ったキャスを真顔のディーンがボコボコに殴って天使の剣で殺そうとまでしたのには目を疑っちゃったよ…。キャスも、やられるがままだし。相手がディーンだからか、カインの刻印を持ってるディーンにはまるで歯が立たなかったのか。相手がディーンだから力を使わなかったんだと思いたい。

カインの刻印を刻まれると"毒がまわる" 魂が蝕まれる。
悪魔になったディーンは食事をしなかった(酒は飲んでたけど) 第3話で(クラウリーを浄化しようとしたときみたいに)サムが無理やりディーンに人間の血を与えて浄化することに成功したあとは、むちゃくちゃジャンクフードを頬張っていたけど、カインの刻印のせいで悪魔化がすすむほど味気がなくなっていたから、おいしくもないのに頬張っていたんじゃないのかな。
悪魔も天使も食べることには執着しないし、食事の旨味もわからないし、消化もしない。つまり食事が必要ない。メタトロンも恩寵を奪われて人間になってハジメテ「文献では知っているが、こんなにうまいとは!」と叫んでいたし。
ディーンに渡すまでカインの刻印を腕に刻んだまま何世紀にもわたって殺戮の衝動をおさえてきたカインは、もうすでに毒がまわりきった状態だったのか、呪われたカインの血筋(もちろんディーンも含まれる)を片端から消し去ることが自分の使命だといっていた。どうやら正義感のある人が悪に染まると、極端な正義に走るらしい。
お前のしていることは俺の運命を逆から辿ってるようなものだとかカインがいってたっけ。つまり「カインは弟殺しから始まった」から「ディーンは弟殺しで終わる」 ということ。これが、シーズン10のラストにつながっていく。

ラストで、ディーンは、死の騎士を召喚するんだけど。この死の騎士って、前回のシーズンではサムに「本当の死」を与えようとしていたんですよね。というか、サムがそれを望んでいたんだけど。この騎士、結構、ウィンチェスター兄弟に翻弄されてるけど、死そのものだから消滅することはない、筈。だって「死」だから。天使さえ、神でさえ、死からは逃れられなかった、筈。
カインの刻印は、そもそも神が「ルシファーに「暗黒」を封印するための鍵」として刻んだもので、そのルシファーが堕天したあとカインに渡って刻印が勝手に意志をもって呪いに転じたんだとかなんとかいっていたような…?(死の騎士が) 刻印を別の誰かに継がせればディーンの悪魔化は抑えられる…?(カインはおかしくなってたけど) 誰かに渡すことだけはしない。というディーンには、まだ良心が残っていたのかもしれない。キャスを殺すことだってできなかったんだし。
なのに、死の騎士との会話のあと、結論として、呼び出したサムに向かって「サミー、お前に死んでもらうことにした」とか言い出したときは、サムといっしょに「はあ?」って声に出しちゃったよ。笑うとこじゃないけども…っ

カインの刻印は呪い。呪いを解くには大きなエネルギーが必要。ということは代償も大きい。なんかでっけぇ災厄がやってくるかもしれない。だったらカインの刻印はこのまま俺が引き受ける。なんとか抑えこむ。カインには何世紀もできていたんだから俺にだってできる。でも無理そうだ。限界だ。キャスを殴りつけてぼろぼろにしたうえに、ハンター仲間を見殺しにした(殺したも同然だった) 自分が悪魔になってしまったとしてもサミーとキャスならなんとか殺してくれるだろうと残酷なことを考えてもいた。が、サミーはだめだ。なんとか俺を生かそうとするし、あきらめない。だったら死の騎士に殺してもらおう。と思ったら、死神のくせに"誰にも殺されない"刻印をつけているお前は殺せないという。だったら別の惑星(世界)にいこうとも思ったけど、サムならなんとしてでも追ってきそうだ。邪魔だ。
そうだ。サミーに死んでもらおう。

という思考の流れだったらしい(たぶん)

なんだそれ。意味がわからん。というか、おかしいだろう!?と、サムもいってたけど。
ディーンの頭は、破壊衝動と殺戮衝動とそれに反する正義感と自制心と、なんとかしなくちゃいけないという焦燥感でごちゃまぜだったんだろう。きっと。
ウィンチェスター兄弟はふたりで世界が完結していて他のことは正直どうでもいいんじゃないのかと思うこともあったけど、結果として世界を救ってきたんだから、自分たちのことだけを考える利己的な存在でいていいと思う。ディーンを悪魔にしたくないというのは弟として当然だし、そのためなら世界がどうなってもいいのか!?というと、そんなのやってみなくちゃわからないじゃないかというのも、すごいわかる。そんなことより「いま」 目の前にいる兄貴をなんとかしたいというサムがいとしい。
兄貴がそれを望むならもういい。殺せ。と、身を差し出すところも、サムらしかった。

ところで、神様だけど。
今回、学園ミュージカル(腐女子的解釈なスパナチュ劇)でいままでのおおまかなあらすじを辿ってくれているのでわかりやすかったんだけど、その回のラストにチャックが出てくるんですよね。チャックは以前のシーズンで「神さまだった」的な雰囲気で消滅したと思われていた人物です。チャックが不在(あるいは失踪中)の神ってことなのかな。

そして、メタトロンは、次のシーズンの要になるのかもしれない。
メタトロンの目的は「地球を支配して、この世界の神になる!」ことだったと思うんだけど(おちゃめなおっさんに化していたけど) 狡猾なところは相変わらずで、天界の檻に捕われていたメタトロンを、天国にいたボビーの手をかりてキャスが(不本意ながら)助けるんですが、それというのも、カインの刻印を消す方法を知るためだったのに、メタトロンにまんまと悪魔の石版を持ち逃げされちゃう始末。
キャスは自分の恩寵を取り戻すことができたけど、キャスの恩寵は、メタトロンが天界の門を閉じるために使ってしまっていて、かなり減っているもよう。残滓みたいなもんだろうか。翼はボロボロだし、力も半減してるぽくて、せつない。メタトロンの恩寵を奪ったのに、それを自分のためには使ってないんだもんなぁ。
今回、キャスがあんまりにも人間ちっくになっていたので、朴念仁でちょっとおかしな天使という部分が薄まっていたのが残念でした。キャスが器にした人間(ジミー・ノバックという敬虔なクリスチャン)の家族のその後とか、キャスが「人らしく」なった証のように責任を感じて、器にしたジミーの娘であるクレアに保護者としての責任を感じるところはよかったけども。
キャスは、人間になりたいんだろうか…(ふと)
でも天使は天使なんですよね。結局。
殺戮に走るディーンに胸をいためて「君はずっと先の世までひとりで苦しみを持っていくつもりだろうけど、そのとき君のまわりにはサムも誰もいない。だが、私がいる。私はそんなディーンをずっと見ていることはできない」って吐露するところは、天使でありながら、ひどく人間らしい感情が迸るようで萌え…(こほん) 感動しました。
その後、ディーンにボコボコにされちゃったけど…。そのまえにはディーンのためにクラウリーにも頭を下げていたし。必死なんだな。でも、でもねぇ、ふたりの危機的状況のときにどこからともなく現れてパチンと指先ひとつで解決してしまうキャスが懐かしい…。キャスには強い天使でいてほしい(ファンなので/笑)

結果として。
ディーンはサムを殺せませんでした。たったひとりの肉親だしね。家族だしね。そこは本能が勝った!(でなかったら、私は茫然としていたと思うよ) カインの刻印は、魔女ロウィーナの力で、消された。
そして解き放たれる「暗黒」たち。あれ、なんだろう? なんかアルマゲドンみたいなんだけど(あった気がする。ずっと以前のシーズンで)  インパラごと呑みこまれそうになったところで、今回はおしまい(ぇぇえ)

不在の神はほんとにチャックなの?とか。悪魔の石版を持って逃走しちゃったメタトロンはどこに?とか(自由になりたいとかいってたけど) キャスは本来の強大な力を取り戻すことができるの?とか(取り戻してほしい) ボビーが受けた天国の罰ってなんだろう?とか←まさか地獄に落とされるとかじゃないよね。解き放たれた暗黒をどうやって回収するんだろう?とか。
悪魔の石版が鍵になりそうな予感するんだけど、メタトロンが重要人物なのは気に入らない(個人的に) 呪いの本一式を手に逃亡した魔女ロウィーナも今後の鍵になるのかもしんないけど、そろそろ地獄の牢獄につながれたままのミカエルとルシファーの出番がきてほしいなぁ。と、きたるシーズン11に思いを馳せつつ。

長い感想になっちゃいましたけど^^;
シーズン11が、楽しみです。

練り香水

数年前に購入した練り香水を放置していたら香りが消えて悪臭を放つようになってました(ぇ) 悪臭というか油のにおい?みたいな? で、思いついた。ワセリンに好きな香水吹きかけて練り合わせれば練り香水になるんじゃなかろうかと。
で、やってみました。
結果、練り香水になりましたよ。これなら保湿もできるし、うっすら香りがついてちょうでいいです。ワセリンも油だから、長期に放置はできないし光にあたるようなところにはつけられませんけど(耳の後ろとか、うなじなら、全然OK)
吹きかけると服についちゃったりするけど、塗るならピンポイントだ。
というわけで、このところ愛用しています。
すんごい古い香水なんだけど、いまだに香りがするし、好きなんですよね。ディオールとか、フェラガモとか。とくにディオールのTEDRE POIZON(タンデュルプアゾン?)は花の香りが長く残るから少量でいいところがお気に入り。ボトルが2本もあるから、これもう一生モンだと思います(だって減らない)
塗り過ぎには気をつけなくちゃ。…っていまAmazonで探してみたら、めっちゃ高くてびっくりした。え、なに? 絶版してんの? もしかしてこれ売ったらお金になる?(こら) まあ、好きなんで使います。
香りって、自分がいちばん臭っていやだと思うのに、慣れてしまうんですよね。エレベータとかですんごい香水漂わせている人と鉢合わせると苦しくて咳きこんでしまいそうなんだけど、いってる自分のほうがよっぽどだったとか笑い話にもなんないし(笑

2015年夏アニメです。

アニメは早くてもうすぐにでも秋アニメが始まってしまいそうなので、憶えているうちに。いつものように箇条書き。長かったり、短かったりの感想です。

「アルスラーン戦記」
そして少年は王になる。王になるまえにアニメは終わっちゃったけど。続きはまた来年とか、かな。
これは荒川弘版アルスラーン戦記です。コミックのほうは読んでます。原作は未読だからか、すんなり世界に入っていけてました。続編がみたい。けど、どうかなぁ。アニメならではの何かが欲しかったかも(偉そうだけど) 王子アルスラーンが自らの出生に疑惑を抱きながらも失われた王国を取り戻すために力を得ていくお話。増えていく仲間と、それによっておこる諍いとか、そういうところは丁寧に描かれてました。 
アルスラーン王子が女の子みたいなので(笑)勝手に癒されてました。女子力の高い王子様をみんなが守る話にも見えた(原作はもっと大人びた王子なんだろうと思うけど) というか以前にもアニメ化されていて、そのときの作画は、神村幸子さん。アリオンとかキャッツアイとかシティーハンターの作画していた方なんですね。そっちのが人間らしいかも。荒川弘さんだと鋼の錬金術師の印象が強くなっちゃって(!) それとは別に、宗教の絡んだ侵略争いなところは中世の宗教戦争を思わせる世界観で、興味深いです。
原作は未完だし、田中芳樹さん遅筆だし、なかなか終わりは見えてないようですね。
そう考えると銀英伝はよく完結したな…! そういえば銀英伝もリメイクされるんだとか。
楽しみのような、こわいような。
 
「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」
日本(銀座)にある日突然GATEが開いて、異世界からの侵略者がやってきた!という話。異世界は中世ファンタジーな世界観です。エルフとか半獣とか魔法使いとか亜神とかドラゴンとかがいる世界。そしてそのGATEへ自衛隊が偵察と戦争被害の補償交渉のために向かいます。異世界を特別地域にさだめて日本国内の問題として処理することに決めての自衛隊派遣というわけです。伊丹という、エルフや猫耳をこよなく愛するイタイ系おたくだけど状況判断と戦略能力の高い自衛官が主人公。異世界に関わる動機が、このままでは夏のコミケが開催されなくなってしまう!というという、優先順位がそこにある男。
主人公が30半ばのバツイチというアニメ(笑) いろいろ達観していて(意外にストライクゾーンにこだわりがあるのか)色仕掛けにはある意味大人の対応をするところが好印象。
原作はWeb小説。著者は元自衛官。Web小説はかなり毒を含んでいたらしい(内容的に) 本にするにあたって書き直したり、書き足したり。アニメはさらに毒が抜かれているんだろうけど、それでも戦闘をおこなった自衛官(伊丹)に、平和をこよなく愛する政治家(女性)から、実にあほらしい(的外れな)糾弾を受けるシーンはありました。
中世に現代の兵器を持ちこんだらという話でもあります。それはもうすごい戦力差だから負け知らず。だけど、ドラゴン(火龍)相手には手間どったりする。戦略的なことも含めて、男心をくすぐる内容のようです。
第二クールが年明けから始まるので、楽しみ。

「Charlotte(シャーロット)」
思春期の少年少女のごく一部に特殊能力(いろいろ制約のある不完全能力)が発現するという病のようなものが世界中に蔓延している世界のお話。でも初回は、やろうと思えばなんでもできてしまえそうな「5秒間、他人の体を乗っとれる能力」を、カンニングに使ってバカなのに優等生になりきる主人公のゲスいところが、なんだか頭の悪いルルーシュ(コードギアス)みたいで面白かった。かわいい妹がいるところも一緒。6話までは特殊能力以外ただの学園ものだったのが、7話以降、突然、SFになった。SFというか、タイムリープものになった。と思ったら、この特殊能力は未知なるウィルスのようなもので、シャーロット彗星から降り注ぐ微粒子のせいだとわかったりした。ああ、シャーロットってタイトルはここからなのねと思ったりもした。
話の展開が急で、めまぐるしい。ふたりきりの兄妹だと思っていたら、実は長兄がいた(特殊能力者の手で兄に関する記憶だけが消去されていた)ことを知らされたり、その長兄から「タイムリープすることでこの世界を変えてきた」ことを知らされたりする。タイムリープ能力は瞳に光がさすことが前提条件で、回数をおうごとに視力を奪われていき、失明と同時に能力が使えなくなる(思春期の間は消えない)という設定。そして主人公(乙坂有宇)の本当の能力は、のっとった相手の特殊能力を奪って自分のものにできる「略奪」というわけで、長兄のタイムリープ能力をのっとった有宇は、失った命をとりもどすために奔走します(といっても1話で収束) そのあとは、シャーロット彗星の微粒子のせいで特殊能力を発症した少年少女を戦闘目的や実験目的で拘束するテロ集団や政府組織からどうやって助けるか、病だというならワクチンをつくれるのではとか、タイムリープをくりかえしながら模索してきた長兄のあとを継いで、タイムリープ能力を駆使していくのかと思ったら片目をあっけなくつぶされて能力使えなくなったりしたかと思ったら、最終的には、世界中の特殊能力者から力を奪っちゃえばいいんじゃね?という強引な展開に。
ネタバレ満載だけど、上記の内容、わかったうえで見たほうがよさげなアニメです。
視聴者、置いてけぼり感、満載ですけど、ところどころ面白かった。ほんとに。

「赤髪の白雪姫」
原作はコミック。というか好きで読んでます。ひらたくいえば、王子と赤髪の女の子のピュアラブストーリー。アイテムとして毒リンゴも登場したけども、主人公の女の子の名前が「白雪」で、王子様と森で出会ったこと以外は、童話となんら関係がない、ような話。日常系ファンタジー。ゼンがカッコいい。自由に動きまわっているように見えて王子(次期王の弟)のつとめをきちんとわきまえている。白雪は白雪で、ゼンのそばにいるために出来ることをきちんと見つけることのできる強い女の子。もともと手に職持ってる薬剤師だったから、王宮にいてもいい職につくために国家資格をとったりもする。
原作コミックでは、現在、遠恋中(ぇ)

「デュラララ!!×2 転」
モノローグとエピソードの積み重ねで進んでいくストーリー。いろんな視点で描かれているので、ちょっと物語を追えなくなるときがあるんですけど(片手間にみてるからですね。すみません) なんとなくみてしまうのは、スタイリッシュだから。渋谷系若者たちの覇権争いをベースに殺し屋とか情報屋とかアイドルとかいろいろ絡んでくるんですが、私のお気に入りはセルフィ。首なしライダー。
彼女がいなかったら見てなかったかもしれないくらい、好きです。

「乱歩奇譚 Game of Laplace」
江戸川乱歩没後…えーと、50周年記念。って、半世紀か! のアニメ。主人公はコバヤシ少年(たぶん) コバヤシは他者への関心が薄くて興味のない相手はシルエットにしか見えない、ある意味、心の病持ち。淡々とした喋り方と、女の子みたいな風貌と、意図しないお色気ショットで、親友のハシバ(財閥の御曹司という設定、どこかで活かされていたっけか)の頬を染めさせて、振り回す。あやうく容疑者にされそうになった事件で、アケチと出会い、勝手にアケチの弟子になる。アケチは、本来高校生だけど、事件を解決するために頭脳を使うことで不登校を認められているという設定。刑事さんたちに頼られている特別な存在。
後半は、コバヤシが脇になって、アケチの話メインになっていくから、主人公が入れ替わった感じになる。アケチの中学生のときのクラスメイトであるナミコシが、ある意味、ラスボス。
アケチは、ずっと怪人二十面相の事件を追っている。アケチの声は櫻井孝宏。ナミコシの声は福山潤。
でも数式だけがわからん。数式が完成したらすべての事象を予測できてしまうのか? 「すべてを見通す全知の法則」があれば天災もすべて予測できそうだけど、あくまでも人が起こしうる可能性を知る法則らしい(たぶん)
怪人二十面相は、復讐のために立ち上がるすべての人の中にある。
コバヤシにはハシバがいて、だから自分の死に無関心ではいられなくなった。それが救い。
犯罪の描写はグロテスクで、悪意に満ちている。けれど、それも含めて、面白かったです。


以上かな。以上です。
もたもた感想つづってるうちに今季アニメはもう始まってます(笑)
ノラガミの二期とか、ルパン三世とか、Kとか、楽しみなアニメ満載です。
ただこの時期からのアニメは…年末年始中断して年明け再開ってなるのがいくつかあったりするんですよねぇ。録画だけしておいてまとめて見るってのもありかもしんないなと思ってます。

2015年夏ドラマです。

特番が始まって、もうすぐ秋ドラマが始まってしまいそうなので、いまのうちに夏ドラマの感想です。あまり「夏!」というドラマはなかったような気もしますが。そんなわけで、いつものように箇条書きで感想です。
思い出した順。

「花咲舞が黙ってない 2」
杏主演。続編。銀行のお話。1よりも、より一層、銀行の上層部の悪を暴く感じの内容になっていたけど、基本、おいしんぼなふたりが行く先々で「うまいもん」頬張ってるのが楽しいドラマです。花咲の「お言葉を返すようですが」と「黙りません」が決めセリフ。上司と部下なふたりが恋愛関係なく仕事をともにこなしていく色気なしでいながら親密度はUPしていく様子がおもしろい。
もうシリーズ化しちゃえばいいと思う。

「ナポレオンの村」
唐沢寿明主演。廃村になりそうな限界集落を持ち前のマネジメント能力で復活させるお話。実話に基づいているのが驚くところ。このドラマ、途中で何だったかな、ロシアの陸上世界大会だったかな。のせいで途中で間をおいての放送だったため、物語が断絶しちゃって残念でした。久しぶりすぎてわかんなくなってたし(私の頭が悪いのか) ナポレオンの有名な言葉がちりばめられていて、ナポレオンって偉い人なんだなぁと感心したりもしました。
やる気なさげだった役所の人たちが、この村を好きになっていく過程もよかった。

「37.5℃の涙」
蓮佛(れんぶつ)美沙子さん主演。「猫侍」のお梅とか「君に届け」でちぃちゃん(千鶴)を演じてた女優さんが、搾取される娘の役を演じています。最初は病児保育のリトルスノーに勤務する病児保育士の桃子が奮闘するだけのお話かと思っていたら、桃子の生育歴にかなりの問題があって「ふつうに笑えなくなっている」状態にあるのだというところに主点が移ります。
37.5℃というのは、幼稚園や保育園では預かってもらえなくなる発熱状態で、働くお母さんにとっては頭の痛い問題。そんなときに訪問型の保育士さんが自宅で病気の児童をみてくれるという、ありがたいサービスが舞台。問題のある家庭がいくつか出てくるけど、桃子のところほどひどいところはなかった…!というオチ? 桃子の親は浅野温子が演じてました。ちょっと壊れた母親を演じるのうまいなぁ。というか、怖かった…。娘にはなんの罪もないのに、三人いる子供の中で末っ子の桃子のことだけを小さいときから無視し放置し差別し、愛さなかった母親です。そのくせ娘を自分の思うとおりに支配しようとしている。
桃子は感情表現が苦手でうまく笑うこともできない。けれど、このドラマの中では、笑うこと以外は感情表現が豊かに見えました。泣くし、悲しむし、焦るし、必死だし。三角関係ぽくなったりしたけど、桃子が鈍感なので、どろくさくならなかったのもよかった。
原作コミックは未完。読んでないからわからないけど、ラストのあれはドラマのオリジナルなのかな。
朝比奈さんの「指輪もあるんだけどな」というつぶやきがかわいかった。

「ホテルコンシェルジュ」
西内まりあ主演。すごく整った顔してるなぁと思った(いや、もう、ほんとにきれい) 三浦翔平がプロフェッショナルでちょっと冷たい感じのする先輩コンシェルジュだったので最初は違和感があったんだけど、こういう役もできるんだなぁと思った。いや、なんかこうおちゃらけた感じのかわいい弟くんタイプな印象が強かったもんで、こういうクールビューティやっちゃうと顔だちきれいだから、ほんとに嫌味になるじゃん(こら) でも、実は努力家だったりしてかっこよかった。一流ホテルのなんでもやさん。ゲストのためなら、できうるかぎりのサービスを行うというもの。だけど、ここまでやってもらっちゃったら気がひけるから、一般人には敷居が高いな。
西内さん演じる天野は背がすらっとしたイケメンなので(ぇ) 逆壁ドンが様になってました。
あとイヤなことがあったり凹んだりすると慰めてもらいにいく聴覚障碍者の男性従業員の西崎さんもよかった。えーと、浅利洋介さん。天野とは手話で会話する。なんだか和んだ…。基本、一話完結で、ホテルの日常を描いたドラマ。
恋愛要素はなし。そこがいい。

「民王」
菅田将暉と遠藤憲一、W主演。総理大臣とそのバカ息子が、とある陰謀で(電波的な何かで)中身が入れ替わるんですが、暑苦しくて高圧的な親父が息子の体に入りこむと、くそ生意気で傲慢で強気でおっさんくさい大学生になり。心やさしいけど頭の悪い息子が親父の体に入りこむと、すぐに弱気になったり声が小さかったり漢字が読めなかったりしながらも争いのないやさしい政治をするのがふつうなんじゃないのかというピュアな心をもった総理大臣になる。この総理でホントに大丈夫なのかということの連続だけど、うまい具合に外交までこなしながらも、政界の闇やらタヌキとキツネの騙しあいだかに巻きこまれていくお話です。
そこにちょこっと恋愛が絡んだり、お笑いだったり、シリアスだったり。
遠藤憲一のピュアっぷりがおもしろかった。
あと最終話間近でおいしいとこ持ってった第一秘書の貝原。高橋一生さんが演じてたんですが、無表情で淡々とした喋り方がコミカルだったり、クールだったりするんですが、その忠義っぷりには惚れた。泰山(総理大臣)の懐の大きさがわかるラストにほっとした。途中、くっだらないなぁと笑ったりもしましたが、いろんな意味で楽しいドラマでした。
元KARAのジヨン(知英)が菅田くんと同じく親父と入れ替わる役を演じています。父親役が草刈正雄なので、親子で違和感なかったな。才媛という感じでよかった。演技はぎこちなかったけど。

「エイジハラスメント」
武井咲主演。小泉孝太郎がいつになく悪い男を演じてます。稲森いずみが痛いおばさんになってます。見た目美しいのにやけに年を気にしている。それというのもこの会社の男どもが「輝ける女性のための」プロジェクトを推しながらも、女性のキャリアを認めない男性偏重やろうばっかだからです。竹中直人は最終的には意外といい上司でしたけど。
主人公の武井咲演じる吉井さんが、新入社員のくせに生意気すぎて、いくらなんでもありえない後輩だわと思いながらの視聴でした。でも最終話はかっこよかったかな。てめぇ、五寸釘ぶちこむぞ。が、決め台詞。武井咲の舌っ足らずな可愛らしい声でいわれると、萌えるかもしんない。
小泉孝太郎は、道徳観念の低い男を演じてました。誰かひとりの女性に縛られたくないという男。だから交際相手は既婚者だったんだろうな。こういう男は結婚しても罪の意識なく浮気するよ…。

「デスノート」
窪田正孝主演。L役は山崎賢人。窪田正孝くんは昼ドラ「Xmasの奇蹟」でケンやってたときから好きなんで、月よりLのほうが似合ってる気がしていたんですが、月でした。回を追うごとにどんどん八神月になっていくという凄まじさ。でもこのドラマはツッコミどころ満載で、なにやらいつも笑っていた気がします…。でもそれはなまじ原作とかを知ってるからで、そうでなければ「ふつうに面白かった」ようです。あとネットでは映画版とやたら比べられていたけど、別モノとしてみちゃえば面白い。
以下、ドラマ版のネタバレ含みます。
二次創作的な世界として。
もし八神月が、最初から天才だったわけではなくて、ごくふつうの平凡な学生だったら。もしLが、超天才的な探偵ではなくて、情に脆い一面があったら。もしミサミサが人気モデルじゃなくて、地下アイドルだったら。もしニアが二重人格者で攻撃的なメロを内包していたら。という、お話。このちょっと間抜けな月なら早々にボロだしちゃうのも無理はなかったり、Lが出し抜くのもそりゃ簡単だよなと思ったり。こんだけ雑な月なら、L、とっくに逮捕できちゃうんじゃない?と思ったり。レイ・ペンバーの身分証そのものが偽名だったり(だからすぐには死なない) 月の指示通りに動いたふりして騙したり(いやでもなんで?というツッコミどころはあるんだけども) やけに顔面まっしろなLがテニスがうまかったりする違和感とか、やたら月との絡みが多いのって腐向けサービスかもしんないけど逆効果だから!と思ったり。手錠でつながるシーンなんて、やった意味ないくらい、さっさと外すし。月を追いつめるシーンでは「友達だから」という情をこめた説得するし、ずっと丁寧語だったのに、そこだけタメ口だし(タメ口には驚いたよ)
これ、月の味方したいな。月に勝ってほしいなと思ったけど、最終話に近づくにつれ壊れていく月がおそろしいくらいで。なにせ顔がすごい。原作の顔そっくり。上目、三白眼とか。窪田正孝がすごいのか。
最初にデスノートを使ったときは「父親を助けたい一心で」無我夢中でやってしまい後悔した善良な男だったのに、最終的には自分の正義を遂行するために邪魔となる人間はたとえ父親でも死に値するという考えにそまってしまう。
もともとごくふつうの大学生だったのにという対比があったからこそ、デスノートの「悪」が際立っていたようにも思う。あと、リュークが、ほんとに死神という感じがした。レムも原作ほど海砂に対する愛がない感じ。というか、レムが原作よりずっと頭の悪そうな死神になってた。Lの白い顔に違和感ありまくりだよと思っていたけど、ニアが登場したときの違和感に比べたら、まだLのほうがマシだったという視覚効果あり。後半は、実はLは生きていた。というファン垂涎のどんでん返しを期待してしまった。
最終話までずっと生前Lが録画しておいた動画が活躍するんだけど、最終話の、もうひとつの最後のメッセージには、正直いって、ほろりときた。信じたい気持ちもあったんだなと思えて。原作のLも、キラのやり方は悪だけど犯罪率が下がっているのは確かだから認めたいところもあるというようなスタンスだったし(というかキラが月くんならよかったのにと思ってるところがかわいかった) 
検事の魅上が、追いつめられた月を見て失望するシーンかなかったのが、うれしかった。最後まで忠誠を尽くすところとか、結果的にそれこそ逆効果だったけど。デスノートが燃えて消失してしまったことで海砂も魅上も記憶を消失してしまうのが、寂しかった。
あと、ドラマ版は、摸木さんが月のことを信じていて庇いつづけている人だったので、月を撃つのは、摸木のほうが効果的だったんじゃないかなと思った。まあ、それだと「馬鹿野郎、マツダァ! 誰に向かって撃っている。ふざけるな!」という原作通りのセリフは使えないけど。原作の松田はおちゃらけていてキラのことも「かっこいい」とかいって認めていたりもしたんですよね。だからこその月の言葉でもある。ここが原作ほど活かされてなかったのが残念。
まったく違う内容になるのかと思いきや、最終的には原作沿いに落ちついたドラマ。
最終話のあとに、映画版デスノートの続編制作決定のトレーラーが流れるとは、あざとい反面。ドラマ版って、これのための宣伝だったの!?と思っちゃった。
このドラマは週おきに観るより、レンタルして、一気見したほうがいいと思う。
Lを山崎賢人で演るならば、いっそ病弱メイクにしないで、ナチュラルメイクにすればよかったのにな。スタイリッシュLで。そう、原作デスノートの一巻に出てくる目を隠した天パの兄ちゃん風だったらイケてたな。
なんだかだいいつつ楽しんでました。

以上かな。
今回、深夜ドラマはまったくみなかったです。

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