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「蒼の海」感想 その6です

駆け足だったな!という感想ですみませんが、駆け足でしたなぁ。

ということで、ネタバレです。

急転直下したのは、航太の心でした。まぁ、前回で溶けたなぁ思ったし、島のリゾート開発プランを中止させるつもりなんだろうとは思っていたけど、また贈賄か! それはともかくとして舞に「忘れていいから」とかいいながら、長浜で舞が待っているという確信がなければ、青いガラスのリングを自分でつくったりはしないよね…? 1年のタイムラグがあるし、その間、なにがしかのやりとりがあったところがはしょられているのかもしんないけど(脳内補完するっきゃないか)
航太のおやじは、航太を見届けるまで美樹さんと彩のところには帰らないというのは、まあいいとして、夏帆ちゃんの墓参りはどうしたんだ。舞におまかせ? それはともかくとして、航太が圭吾に頼るところはよかった。あと、圭吾と聖子がくっついたの見て、聖子やったね☆と思った(聖子の作戦勝ちでしょ) そうなってくれたほうが舞も気が楽になるだろうけど。
それにしても徳山さん、あんなラフにかっこするとめちゃくちゃ若く見えるんですけど…。奥菜恵のほうがかなり年上に見えちゃった……。ラスト。航太側の描写がぞんざいすぎて、長浜で舞と再会したときの航太の涙がういちゃったのが残念でならなかったです。が、とりあえず航太が舞と幸せになるラストでよかった…かな。
なんか、もぞりとするんですが。なんか足りない気がするんですが。
とりあえず悲愴なラストでなくてよかった。
どろどろ系の昼ドラは最終話で死人が出たりするから気が抜けません。
やれやれ、です。
約束を果たし(そういえば約束って「そばにいる」とかより「沖縄の海にいっしょに潜る」ってほうだったのか。うっかりしてた) きれいな海に潜るシーンで終わって、大変、美しゅうございました。
あれ。それで航太はガラス職人になったんだろうか。まさか体験工作で指輪つくっただけとかじゃないよね!?

「蒼の海」感想 その5です。

残すところ今日の放送分となったところで、先に2話分の感想です。
昨日、書きそびれちゃった。

ネタバレしてますよ。

さて、
航太はいったいどんなシチュエーションで泣くんだろう?痛そうでいやだなと思っていたら、そこか!という展開だったです。うん。ある意味、王道展開。べつに捻ってない。舞を背負って歩く少年のころのイメージと折り重なる描写といい、航太が以前の記憶に回帰しようとしてはやりきれない想いに囚われ、舞や夏帆との幸せな記憶をくりかえし捨てようとしているのは、すべてと切り離された状態で18歳から32歳までの長い時間を小館への憎しみだけで生き抜いてきたからでしょう。
しかも憎むことで、もういちど舞とつながることになるんですよね。小館なんだから。
長い時間を経て歪んでしまっていたとしても、舞とつながりたい欲求はあったんだろう。そもそもこのドラマのテーマは「捨てたはずの恋 忘れられない愛」なんだし。
ふたりの間には「果たされなかった約束」があるので、それが果たされる最終話になるんだろうな。そのほうが、きれいだし。でもこの「果たされなかった約束」って、航太が一番必要としていたときに傍にいることができなかった。航太の立場でいえば「一番傍にいてほしいときに傍にいてくれなかった/自分より小館をとった」ということだから、舞の「何があっても私は航太の傍にいる」という言葉そのものが、約束を果たすことになるんじゃないのかなぁ思ったんですが。だから航太は動揺したんだろうし。あとは舞が有言実行するだけでいい。航太は、また信じて裏切られることが、なにより怖いだろうし。いくら大人になっても、怖いもんは、怖いんだから。
信じたい。と、もう信じない。という、せめぎ合ってる感じが伝わってくるシーンで、泣きそうになりながらも憎しみを蘇らせようとするシーンがよかった。徳山さんの眼力はすごい。。美形にあんな目で睨まれたら、私なら身がすくむ。

でもって、伏線回収っぽく。ようやく航太と向き合うおやじと、美樹の後押し。美樹が「私たちはいいから、いまは航太の傍にいてあげて」といったときに、いうの遅いよ!と思ったけど。それも含めて、この台詞がちゃんとあってよかったよ…。夏帆と彩を重ねているだけで、夏帆と航太のことを思い出させたら自分たちから離れていってしまうんじゃないかと、それが怖くてずっといえなかった。とかなんとかいう美樹には、ぇー。と、思ったけどね。しかも今それがいえるのは、航太のおやじがちゃんと自分たちを愛してくれているということがわかったから、とか。
すごいな、美樹。流されて不倫していただけある。計算高い女なんだな。航太のおやじは、あほだから気づきそうもないけど、やっと航太にあやまって抱きしめたよ! 遅いけど、とりあえずグッジョブ! そばにいるべきだった。→何もかも知っていたのに、悪かった。→ごめんな、航太(ぎゅっ) 演技はともかく。そのぎこちなさも含めて、おやじ、よくがんばった。しかしツーショットを見ると、この親父にこの息子とは(ビジュアル的に)なんの冗談かと思うけど、美樹さんみたいな美人に好かれてるところを見ると、美人キラーだったんだな。美女と野獣的な。
一番頼りたかったときに酒に溺れてちっとも頼りにならなかったおやじに、そのときの憤りとか、して欲しかったことをぶちまけた航太は、10代の少年みたいだった。ああ、これで溶けたなぁと、ほっとしたけど。
最終話の予告みたら、なんか捕まってるし。
捕まるときの爽やかな笑顔がすてきすぎて、また痛い。
これもう航太が主役だよね?





「蒼の海」感想 その4です。

2話分、まとめてみました。あと3話でおしまいのようですが、航太の頑なな心はとけているんだろうか。舞にとっての航太は沖縄で出逢ったときの明るくてやさしい航太で、舞にとっての父親は何があっても自分を守ってくれるやさしいお父さんで、やさしかったのにどうしてしまったの。あの頃に戻ってよ!としかいえないのなら、もういっそ誰かが交通事故にでも遭って記憶喪失になるしかないんじゃないのかと思ったよ……でなきゃ戻るなんて無理。
前を向こう。というメッセージには共感する。
舞の父親の勲は「戻ってたまるか」とつぶやいていたけど、航太は舞の言葉に心が揺らいでいるんだか追憶してるし、かつての自分に向き合って。それで、その頃の舞に対する気持ちとかを取り戻したりするのかなぁ。ううーん。航太の父親は、やっと航太に向き合って「あのときどうしてお前のそばにいてやらなかったんだろうな」とか述懐してたけど、なんか他人ごとだなぁって、言い方が。もう航太の好きにしろとかいって権利書の在り処も教えてしまうし。
航太はもう自分で自分の気持ちに決着をつけるしかない状態に追いこまれているなぁ。
勲のほうは、妻の祥子(舞の育ての母)から、あなたが何をしたってもう相手は死んでるんだから褒めてもくれないし悔しがってもくれない。おとうさま(祥子の実父、勲の舅)への憎しみなんて捨てて、前を向いて。あなたはおとうさまに期待されていたんだから。そうでなければ血のつながらない舞を引き取ってくれるわけがないんだから。と、いわれて、心が揺らいだもよう。だけど、小館興産を付け狙ってる投資ファンドの社長さんが弱みにつけこんでるから、どう転ぶんだか。
でも、まあ、関連者たちが、ちゃんと最終話まで絡んでくれるようでよかった。なんらかの決着はつきそうだし。
ただ次回予告で。航太がやっと泣けるみたいだけど、いったいどんなシチュエーションなんだか…気になるけど、みるのが痛い(なんじゃそりゃ) 

「蒼の海」感想 その3です

といっても、金曜の放送分だけの感想なので短いですが。
えーと。第何話だ? 第40話か。

ネタバレします。

とりあえず、舞は、覚悟もないのに口にしちゃいかんことを口にしすぎる(前にも書いたけど) 信じきることができないなら「信じる」とかいわなければいいのに。同じところまで堕ちる。とか勇ましいことをいってたくせに、なに拒絶してんの!? それこそ舌の根も乾かぬうちに。まさしく、それいったの、つい数話前。というか、2話くらい前のことじゃなかったけ。どうして航太は舞じゃなくちゃダメなんだろう。いっそ圭吾が女の子だったら安心できるのに(マジで)

航太と舞はプラスとマイナスで引き合ってるように見えたのに、いまはマイナス同士で反撥しあってるように見える。舞は健全そうでいて、やっぱり不健康だと思う。舞の母親は舞の気持ちに同調してるだけだから、簡単に航太に対して否定的になれてしまうし。舞が「私が悪いの」といったときには、そうそうと頷いたけど、そのあとに出てきた言葉が「私が航太を止められなかったから」って。舞の母親が「でも航太さんも知らなかったみたいよ」といったら意外そうな顔してるし。なんだ、舞。ちっとも航太のこと信じてないじゃん。それに同調して舞の母親まで「それをいったら私も悪いの。私が航太さんをこの家に入れてしまったから」って。なんだそれは。違うでしょ。なんなの、この展開。脚本家の狙いなんだろうか。
航太の心はとけたのか?
罪悪感が育っただけなんじゃ?
そもそも最初から彩ちゃんのことを気にかけていた航太が、こんな暴挙に出たのは、それだけ追いつめられていたからなんだって、どうして誰も気づいてあげられないんだろう。航太の実父(晴雄)も次回の予告で舞に「彩を頼む」って。いや、彩ちゃんも失声症になっちゃって大変だけど、航太は?

ところで、彩ちゃんは、自分のせいで家族が壊れちゃったと思っちゃったのかな。大人たちの事情に疎かったのは子供のせいじゃないけど、よりによって首謀者の父親に助けを求めにいくとは思ってなかった展開で。そういう行動に出ちゃったか!しかも無邪気に喜んじゃうか!ああ、でも、人の悪意を知らないこどもだもんなぁ。と、思った。天使ちゃんだったからね。まっすぐの光り輝くマブイ(魂)を持った明るい女の子が失声症になっちゃうほどのショックを受けたと思うと胸が痛む。けど、航太の気持ちだってさ。どう考えても、彩ちゃんの親権を欲しがる舞の父親(勲)が悪いし、航太の気持ちを踏みにじってばかりいる晴雄(航太の父)のせいなんじゃないの。あと、舞ね。
なのに、責められるのは、航太ばかり。解せない。
来週が最終週だとは。
この航太に感情移入して演じていた徳山さん、かなり精神的にきたんじゃないかな。と、そっち心配しちゃったよ。それくらい感情が伝わってくるから。
なんで舞がいいの?(向けられる好意に素直でなんでも許そうとするところがいいのか?) でも「昔の航太に戻す」としかいわないような子なんて、私はいやなんだけど。どうして「いまのに航太」を受け入れないのかなぁ。航太は根がやさしいところは全然変わってないのになぁ。圭吾になんとかしてほしいけど。
舞じゃなきゃだめなの? そういう展開に今からなるんだろうか。

それとは別に、華奢な奥菜恵が徳山さんの肩とか腕とかつかんで見上げるシーンは愛らしい。舞の性格がああじゃなければ、お似合いだよ。うん。同系統の美男美女で。


「蒼の海」感想 その2です。

録画してみているので、リアルタイムではないんですが、今日はリアルタイムでみました。休みなので。あと残すところ数話なのに、まとめに入ってる気がしないんですけど、急転直下なラストになりませんように…!

そんなわけで、航太です。(そこか)
というか、昼ドラです。ネタバレってます。

案の定?圭吾が身をひいて、14年前と同じようにふたりの背中を押しまくってフェイドアウト(このまま出番なしとかやめてほしいけど) ふと気づいたら聖子とラブラブとか、そういう展開になるんだろうか。聖子って高校生のときは航太大好きだったんじゃなかったけ。まあ、でも聖子には圭吾のほうがお似合いだとは思う。聖子の心情を思うと、航太には舞が必要だとか舞をけしかけておいて、あわよくば弱り目の圭吾を手に入れるチャンス!的な(こら)のもありそげだけど。
一方の、航太の近くにいた麗華は、舞の母親に「自分と同じ苦しみを味わってほしくないの」「それは愛じゃなくて執着よ」とやんわりいいさとされて航太から離れていくし(やけにあっさり引き下がったのは尺の関係かな) 複雑な人間関係は、舞の家族と航太の家族(と、航太の父親の擬似家族)に引き絞られた感じに……

今日の回を見てつくづく思ったけど、航太のおやじは人の気持ちがわからんやつだな! というか航太の気持ちを想像すらしようとしてないのか。想像できていても思いやれないのか。すまんとか、おまえのことも大事なんだとか、どうしていえないんだ。いや、いまさらいってもしょうもない感じはするけども。どう考えたって、おまえの家族はいま守ろうとしてるそっちじゃないだろ!?といいたくなるよ。航太が怒るのあたりまえだよ。沖縄にどの面下げて行けるというんだ。って、おまえは自分のことっきゃ考えられないのかと、ほんっとーに、もう。。夏帆(かほ)ちゃんのお墓にすら行ってないということを、どうしてわざわざ航太に知らせるかなぁ(航太に「夏帆のお墓はどうなってる」とか訊くとか)どんだけ無神経なんだろう。
というわけで、このドラマのなかにおける航太のおやじは、私的にワースト1位な、だめ男です。逃避体質なのは、このおやじが守ろうとしている家族の母親もそうだけど(舞の父親の浮気相手だった舞の実母の妹/美樹) このふたりの生きがいにされちゃってる彩ちゃんも、将来の夢とか考えると、舞の父親の親権どうとか関係なく認知を受けるのはマイナスではないんじゃないのかと思わずにはいられない。そもそも航太の父親は美樹さんと結婚してるわけでもないし。

舞の父親は父親で、自分の娘でもある彩ちゃんの親権を奪って手元におきたくなった理由が「ひとりでもいいから味方がほしい」とか(そうはいってないけど「彩さえいればいい」とか) なに甘えたこといってんだな気分に。鬱陶しいくらいだった妻に愛想つかされたのがそんなに痛かったのか、いっせいに皆に離れていかれて寂しくなったのかわかんないけど、それまで存在すら知らなかった新しい娘を手に入れたところで舞や妻のかわりにはならないんじゃないかな。それとも意のままに支配できる相手がほしいんだろうか。だとしたら彩ちゃんがかわいそすぎる。
彩ちゃん自身はのびやかすぎて大人たちの思惑に無頓着だけど。いざ母親から引き離されたら拒否るでしょ。次回予告では、美樹さんが刃傷沙汰におよびそうだけども……その美樹さんの胸元にあった彩ちゃんがつくったガラスのペンダント、カワイイなぁ。欲しいかも。と、話がずれた(笑)
それはともかくとして、圭吾に「いままで舞の気持ちに気づいていながら、縛りつけてごめん」とかあやまられたあとの舞は航太だけを気兼ねなく見ることができて積極的になったのは、まあ、いいけど。覚悟もないくせに「いっしょに地獄にいくわ」とかいうもんじゃないよなぁ。でも、まあ、それでこそ舞なような気もする。口ではそういいながらも、同じ場所まで堕ちることはできないんだよ。そういう舞だからこそ、航太には必要なんだろう。今日の放送回で航太が舞に向かっていった「おまえが守ろうとしているものは全部まがい物だ!」というのが、航太の本音で、ほんとは舞じゃなくて実の父親に向かっていいたいことなんだろうなと思った。
まぁ、舞にもいいたかったんだろうけど。

で、航太の心がとけるって? あと1回で今週終わっちゃうんだけど(笑) あと1週で片づくんだろうか。舞の語りで「このとき○○○○していれば、あんな事件は起きなかったのだと思う」というモノローグの事件が、美樹さんの刃傷沙汰ならば、明日でその伏線は回収できるのかな。航太は、夏帆ちゃんが死んでしまったときからずっと泣いてないんじゃないかと思うから、舞のまえで泣くのかな。うーん。鍵は、航太のおやじが持ってる気もするんだけど。もう、このドラマ、航太がいかに幸せになれるかドラマになってる気がする。個人的に。

「蒼の海」感想です。

昼ドラです。東海テレビ。真珠夫人とか有名ですね。「蒼の海」です。徳山さんが出演しているので、そのつながりで気にしてみたら、面白くてハマってます。面白いというか、先が気になるというか。まあ、ドラマの1話めで現在が語られていたので(教えてもらうまで忘れてたけど/笑)、いまは回想中という設定になってます(だから語り部は主人公の「舞」)

初恋の思い出をとりもどすために沖縄に再びやってきた。ところからはじまる回想録。15年前、高校二年生のときに美大へ行きたかったのに母親の大反対に遭って自分探しの旅に沖縄まできちゃった舞(令嬢なだけあって金持ちだ) 自分探しというのは、そのままルーツを辿るということでもあって、母親とは血のつながりがないことに薄々気づいていた舞は「本当の母親」の行方を探しにきたんだけど、そこで航太と圭吾に出逢い、舞は航太に初恋をおぼえるわけです。圭吾は世話やきのいいやつで、航太は守銭奴のいやなやつ。だけど、いやなやつは妹思いのやさしいやつでもあったというギャップ萌え? でも、この頃の航太は、沖縄の海みたいな澄んだ心をもってた(と、詩的な表現をしてみた)
リゾート開発を推し進める小館興産。その令嬢の舞。舞の祖父は会社のためならなんでもする男。ということで、祖父役の岩城滉一は悪役に徹して、航太の妹を見捨て、そのせいで妹は死去。実は家族思いの飲んだくれオヤジな航太の父親が娘を殺しやがってと人傷事件を起こして牢屋入り。航太は舞との思い出や想いを捨てて、どこかへ失踪した。というのが、15年前の初恋と苦い想い。初恋の象徴としてたびたび出てくるのが、蒼いガラス。←割れたガラスが波で削られて角がとれたやつ。シーグラスというらしい。こどものとき浜辺でよく拾って宝物にしたなぁ。それを一対にしてそれぞれに持っていたのが、航太が浜に捨てていったのを舞が拾って大事にしていたのを、圭吾と婚約するにあたって海に捨てた。筈が、また拾われて手元に戻ってきてしまったいわくつきのモノ。
圭吾と婚約すると決めて、初恋の象徴を捨てて想いも捨てたのに、そのとたん目の前に戻ってきた航太。もうちょっと早く再会していれば!と、みてた私は思った。圭吾はいいやつで、航太はいやなやつ。だけど、航太は根がやさしい。そこは15年前とまったく変わっていないんだなと、いま書いてて、あらためて思った。

15年、おそらく苦労に苦労をかさねてファンドマネージャーになった航太。舞は照明デザイナー(「蒼」を使うのが得意)  圭吾は、小館興産の社員になっていて舞の母親のお気に入り。舞の母親を杉田かおるが演じているんだけど、モノ知らずで欲しい物を何の苦もなく手に入れてきた育ちのいいお嬢様な母親役がとてもすてきです。この母親の心情はすごく伝わってくる。というのに、舞の気持ちがいまいちよくわからない。舞はずっと行方不明になってしまった航太のことを気にかけてきた。けど、15年もの間、自分のそばにいて待ち続けてくれていた圭吾への想いも少なからずある、筈。だけど、たぶん、舞は昔の航太を忘れてないし、いまの航太は「航太じゃない」といいきって「航太を助けられるのは自分だけ」という傲慢な思いに駆られているようにも思う。んだけども、圭吾がなぁ。圭吾が、ほんとにただのいいやつだったらよかったのに。航太への敵愾心をあらわにしちゃうなんて、残念だな。むしろ圭吾しかいなかったのに(航太を無条件に信じようとしてくれたのは圭吾だけだったのに) 実の父親さえ航太を否定するし、舞も否定するし。誰か、いまの航太を肯定して、受け入れようよ! つらかったね。って、抱きしめてあげようよ! 誰もいないのかよ!と、みていて歯がゆいです。
あと2週で終わるのか。航太の心がとけるのはいいけど、航太には舞が必要なんだろうけども、舞の気持ちがはっきりと試聴する側に伝わってこないのが気になる。
あと舞の父親。小館の婿養子は、小館興産の死んだ会長(義父)に暗い鬱憤がたまっていて、小館に復讐を図りたい(小館のすべてを手に入れたいという欲望をもつ)というところは航太とも利害が一致してたりするし、そもそもこの父親がいけないんじゃないの? 舞の母親(綾乃)のことをほんとに愛していたなら、どんな手を使われようと小館の令嬢との結婚を拒めばよかったのに。そのうえ舞の実母の妹と不倫関係になるとか、何やってんのこいつ的な気分に。

このドラマ。わりとそろってダメ男ばかりです。

舞は、育ててくれたやさしい母が生みの母から赤ん坊(つまり舞)をとりあげて死に追いやり、父親が元家庭教師と不倫していたり、その家庭教師が実の母の妹だったり、祖父の策略で初恋相手・航太の妹が亡くなってしまい、同じく祖父の策略で、実父を陥れるハメになった航太の復讐心を身に受けるハメになっても尚、家族への愛を失っていない。こどもの頃は、どうして私から何もかも奪うの!とかいってたのに、いまはおとなしい。憎悪で凍りついた航太の心と向きあおうともしてなかったし、いまはどうだかわかんないけど、こどものときは自発的に何かをしていたのに、いまは他人からとやかくいわれてやっと動くという感じで、もどかしい。航太のことを変貌したとか変わったとかいうけど、舞もかなり変わったと思うよ。
不健康になった。
考え方とかも含めて。
こどものときは、高校生のときは、みずみずしかったのに(まぁ、若いしね/笑)
変わってないのは圭吾だけかなぁ。航太に敵愾心とかやめてほしいんだけども。立場を考えると、ここで嫉妬に駆られないほうがおかしいんですよね。舞のことは沖縄で出逢ったときから好いていて、でも航太とくっつきそうだと気づいたら身をひいて、身をひくばかりか応援して、積極的に背中を押しまくって。航太が失踪したあとは舞の近くで舞を支えつづけて、やっと婚約したと思ったら航太があらわれて、航太に舞を奪われてしまうという役まわり。しかも航太は、舞を「愛しているから」ではなくて「小館に復讐するためのプロセスとして」手に入れようとしていて。そういうのが圭吾には許せないんだろう。むしろ「愛しているから」のほうが、すっきりするにちがいない。でも敵愾心もやして、悪いことしようとするのは、よろしくなかったなぁ。やりつけてないし、いいやつ(悪くいえば、ばか正直)なんだから、いいように利用されちゃうし。
航太だって、圭吾には「こっち側」にきてほしくないだろうに。
とか、一週間分をまとめて見て、つくづく。
掘り下げられない相関や、登場人物たちの心情を考えると面白いドラマだなと思った。
決着が楽しみです。

島根と長野に行ってきました。

思いっきり離れた場所ですが、カレの親の故郷と私の親の故郷です。ということで遠出のお墓参りです。長野には毎年行っているんですが、そのたびに「関係ないのにありがとね」とうちの家族にいわれるカレ。それいったらカレの親の故郷とか私には場違いな気がしてならなかったのですが…いや、だって親戚めぐりとかね。はじめてだよね。とか、いわれたけど、あるから! 行ったから! 挨拶に。私は「東京もん」らしい。昔の女優の誰それに似ているとかいわれました。誰だろう(笑)

島根行きは唐突に決まったので、まず有給じゃないかもしれない休みをとらなくちゃならないわ、宿とれないわ、新幹線チケットも思うようにとれないわで、いっそ延期したい気持ちになりながら、せっかくその気になったんだからと強行することになったんだけど。ほんとなら飛行機で移動したかった。結果として飛行機にしていたら台風で全便欠航しちゃっていて、在来線も全線ストップしていて辿りつけなかったに違いないんだけども。島根は遠い。けど、空気はおいしい。景色は澄んでいる。
せっかくだから出雲大社と世界遺産の石見銀山に行ってきました。
石見銀山は地元の人からは「大森銀山」と呼ばれたり「大森」といわれているみたいですが「あそこに行っても何もないら」といわれながら(笑)行ってきました。何もないところが私には楽しかったんですが、残念ながら大雨だったので歩きまわることはできませんでした。五百羅漢は見た。昔は土手に並んでいて壮観だったらしいけど、いまは祠のなかにしまわれてよく見えないです。薄暗くて。風食を防ぐための措置ですね。世界遺産のひとつになったから。銀山から三瓶山に移動する道筋は山道でテンションがあがったなぁ。私は山が大好きです。
そこで埋没林もみました。三瓶山の噴火のときに自然に埋もれてしまった森の木々たち。何千年もの時をこえてその姿を見せてくれてます。4000年前とか、気が遠くなる。見れるのは、その一部だけど。これは実際に見ないと大きさとか色とかわかんないだろうなぁ。写真もうまく撮れなかったし。
出雲大社は昔にくらべて観光地になっちゃっていて以前みたときみたいな霊気のようなものが感じられなかったです。早朝に行くべきだったかな。神社は、夕方や夜に参拝しても神様がいないんですよね(だから朝のほうが気持ちがいい。その気持ちよさは長野の穂高神社で感じることができたけど)←神社では朝一番に神様を降ろして、夕方には帰っていただくものなのだと、どこかで聞いた。
翌朝の日本海は壮観だった。自然ってすごい! 荒波がすごい。
波打ち際で海水に足を浸したのは何年ぶりだろう。
それだけでテンション上がって、島根にきてよかった!と思いました。顔、むくんでいたけど。←どうもソープでかぶれた関係で瞼がおかしなことになってたらしい。写真撮ったけど残しておきたくないくらいの変顔で写っている…(笑)
帰りも新幹線を使いました。
かなり疲れていたけど、深夜に戻って翌日は朝から仕事でした。
体力の限界に挑戦したいわけじゃないのに。
で、次に、穂高にいったんですが。
穂高の宿はめちゃくちゃきれいでした。個人の別荘を買い取って宿にしたらしいけど、個人の別荘ってこんなにすごいものなの?って思った。お金持ちっているんですね……
温泉に浸かって、温泉ですべって(笑) 腕とか足に青あざつくったりしちゃいましたけど、よかったです。ただ家族と行ったのと、お墓参りがメインだったので、周囲のよさげな施設とか牧場とか道の駅とかにいっさい立ち寄れなかったのが悔やまれる。そんなわけで、島根も穂高もそのうちリベンジしようかなと思ってます。
お墓参りとか親戚めぐりとかなしの旅行をしたい。
穂高のほうが近いんで、今年中には行きたいなぁなんて思ってんですけど。もう今年も残り少ないですね。夏がすぎたら、すぐ年末だなぁ。

「PSYCHO-PASS」と

佐世保の事件。というと時事っぽくなっちゃうけど、時事なので、とりあえず。このアニメは、いま新編集版が深夜帯に放送されているんですが、実にタイムリーに、佐世保の事件と事件のかぶる内容の話を放送することになっちゃった関係で、4話が飛ばされてしまいました。飛ばされた4話では「殺すために友人になった女の子を猟奇的に殺害して解体し芸術作品に仕上げていた女子高生が、狩られる側になって無残に殺されてしまう」内容でした。これらの事件は槇島という男がプロデュースしているんですけども、4話が飛ばされてしまうと、この槇島という男が捜査側に浮上するきっかけがよくわからなかったり、捜査側にいる狡噛を互いに認識しあうという重要なところが抜けちゃうわけだけど、5話でもぽつぽつ語られるので、抜けた1話分を頭のなかで補完することはできるかもしんないなと思ったりしました。

まあ、気になるならレンタルできますしね。新編集版じゃないけども内容は一緒だし。
新編集版は本放送よりわかりやすく編集されていて、いくつか新規カットも混じってます。

佐世保の事件の直後ということで放送中止になったけど、こういうふうに深夜帯のアニメでも介入されるのならば、いま一家殺人事件とか発生したら「家族狩り」なんかも放送中止になったりしそうですね。アニメは過激な内容が多いから自粛しなくちゃなんないことになることが多いのかもしれないけど、このPSYCHO-PASSもだけど、べつに犯罪者を賞賛はしてないし、主犯格の槇島は、ストレスを排除したシステムのなかで生活している人たちに「考えることをやめた愚かな人たち」が「犯罪に巻きこまれたときにどう反応するのか」「システムのなかでシステムに反抗するとはどういうことなのか」を冷静に見極めようとしているようにも思えて。犯罪者には違いないんだけど、槇島の言葉は、手段はともかく「正論」に感じてしまうのが危ういといえば危ういんだろうか。アンチ・ヒーローはかっこいいしね。でも犯罪者。言い逃れようのない犯罪者なので、ちゃんと裁かれる。善悪はきちんと描かれているし、新人だった常守茜が吐く青くさい正論もまた「正論」なので、考えさせられるというか。最近みたアニメのなかでは俊逸なんですよね。好きです。
だから新編集版につづいて包装される予定の第二期は1話も欠けることなく放送してほしいなと願います。たとえ似たような事件があったとしても。フィクションからヒントを得る犯罪者もいるでしょうし、フィクションのなかの愛に焦がれてほんとに自殺しちゃう子もいる。アニメにかぎらず、小説でも。虚構だからこそキレイだったり、刹那的な美しさがあったりするし。最近のアニメはキレイですしね。ただ槇島はかっこよく描かれてないんですよ。ちょっと見、かっこよく見えるんだけど、犯罪者の顔つきになったときは、茫洋とした顔にも見えるように描かれてる。わざとかもしんない。
こういった体制を否定するアンチテーゼな役割をになうキャラクターには魅力があるけど、どれもすべて受け手側の問題だというのは、ほんとは誰もがわかってることですよね。
このアニメ「PSYCHO-PASS」の世界観のなかでは、主要なエネルギーと食料をすべて自給できるようになった日本が、これ幸いと(笑)一種の鎖国状態になって、犯罪をおかすまえに犯罪をおかす危険性のある人物を社会から排除していくという独自のシステムを、厚生省の管轄で開発し管理されています。犯罪をおかす危険性は、心理状態を数値化することで視認できるようになって、街のいたるところで「色相判定システム」が稼働している。その性格や能力によって職業まで割り振られ、人は自分の能力と性格に見合った社会でストレスを感じることなく生活することを「強要」されているわけです。
警察組織である「公安局」は厚生省の管轄。
犯罪に向き合う警察官は「色相が濁りやすい」というのも納得できる。
ストレスを感じないわけないし。
アニメ語りしちゃったけど、
ストレスを感じさせないように暴力的なことを目にすることなく暮らしている人々が健全かというとそうではなく、そういった系統のアニメや小説などを選んで見ているということ自体が、すでにそういった傾向があるということで、そういう人は一部のアニメを禁じたって、どうしたって、そういった対象を見つけると思うんですよね。感じ方はそれぞれだけど。規制したら目につかなくなるとか、規制すればそうは考えないとか、そんなことはないと思うので。
昨今の、放送規定には、つい首をかしげてしまいます。
昔のことはいいたくないけど、ひどかったから。そこまで戻せとはいいませんが(さすがに家族団らんのゴールデンタイムにレイプシーンは見たくない) なんでもかんでも実際の事件と結びつけなくてもいいんじゃないの?と思っちゃう。どうしても。
でも、まあ、今回のはさすがにタイムリーすぎた、ですけどね。


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