This Archive : 20060910
ブレイブストーリー(ネタバレしてます)
「ブレイブストーリー」の小説を読み終わりました。角川文庫の上中下です。アニメを先にみていたのでミツルに目がいってしまって、しょうがなかったんですが、小説のほうがミツルって出番が少ないんですね…! なるほどなぁ。なんというのかな。アニメでは最後に明かされるミツルの事情が、小説では最初から明かされている。ということに驚きました。あと丁寧です。ワタルの家の事情など。大人の言い分とか。そういうことが細かく描かれていて、最初はいつ冒険が始まるんだろう?という感じだったんですけど、ルウ叔父さんがすばらしくて、好きだなあ、ルウ叔父さん。ワタルの父親は、ものすごく身勝手なんですけど、身勝手だとわかっていてもどうしても抑えきれない感情があるんだと、そういう情熱に心を持っていくことのできる人が、ひどく理論的な人だというところに、現実味を感じました。
あと「俺の子供だからどうした。子供だからって俺は縛られなくちゃならないのか? そんなに俺がなくては生きていけないというなら、俺が生ませた命だ。俺が、この手で殺してやる」と言い放つところが(いや、これは正確には父親の言葉ではないんですけども)結構、ぞっとしました。種族差別とか人柱とか、現実社会のダークな部分も描かれています。冒険のなかで。ミツルも…なんというか、めちゃくちゃ黒いんですけど、物悲しいですし。アニメでも皇女をたぶらかしてるように見えたんですが、小説のほうは、たぶらかすどころか、蔑んでる。ばかな女だ。そんな感じに。人としての心を失ってる感じです。そのくせ表面では優しい言葉をかけているわけですから、ねぇ…。
でも、アニメって、ちゃんと作中の台詞を使っていたんだなぁ、と。
ミツルの言葉は、作中でもあまり台詞がないからか、ほとんど使われてる気がします。ああ、いってたいってた。って感じに、なつかしく思えたり。ラストは…アニメのほうが好きだなぁ。
ミツルは現世にも実在してるけど、妹を失ったままみたいだし。アニメのほうがご都合主義でもなんでもハッピーエンドだからいい。小説もハッピーエンドではあるんですけども。
あの子達が強いのは「子供だから」という一文があるんですけど、なるほどなと思いました。子供だから一生懸命で必死なんだと。あと最後の「もうひとりの自分と戦う」試練って「憎しみ」と向き合うことだったんですねぇ。小説を読んで、はじめてわかりました。
ということはミツルが対峙した「もうひとりの自分」も「憎しみの化身」だったんだな、と。でも、ミツルの場合、本体も憎しみに捉われていたから、相手との違いがわからなくて、ただ戦い、結果、自分を傷つけることになってしまったんだな、と。納得しました。
それにしても長かったです。
こんな長い話を二時間でアニメにするなんて無茶だよ!と、思いました(笑) でも、もういちどアニメをみたくなってるところです。
あと「俺の子供だからどうした。子供だからって俺は縛られなくちゃならないのか? そんなに俺がなくては生きていけないというなら、俺が生ませた命だ。俺が、この手で殺してやる」と言い放つところが(いや、これは正確には父親の言葉ではないんですけども)結構、ぞっとしました。種族差別とか人柱とか、現実社会のダークな部分も描かれています。冒険のなかで。ミツルも…なんというか、めちゃくちゃ黒いんですけど、物悲しいですし。アニメでも皇女をたぶらかしてるように見えたんですが、小説のほうは、たぶらかすどころか、蔑んでる。ばかな女だ。そんな感じに。人としての心を失ってる感じです。そのくせ表面では優しい言葉をかけているわけですから、ねぇ…。
でも、アニメって、ちゃんと作中の台詞を使っていたんだなぁ、と。
ミツルの言葉は、作中でもあまり台詞がないからか、ほとんど使われてる気がします。ああ、いってたいってた。って感じに、なつかしく思えたり。ラストは…アニメのほうが好きだなぁ。
ミツルは現世にも実在してるけど、妹を失ったままみたいだし。アニメのほうがご都合主義でもなんでもハッピーエンドだからいい。小説もハッピーエンドではあるんですけども。
あの子達が強いのは「子供だから」という一文があるんですけど、なるほどなと思いました。子供だから一生懸命で必死なんだと。あと最後の「もうひとりの自分と戦う」試練って「憎しみ」と向き合うことだったんですねぇ。小説を読んで、はじめてわかりました。
ということはミツルが対峙した「もうひとりの自分」も「憎しみの化身」だったんだな、と。でも、ミツルの場合、本体も憎しみに捉われていたから、相手との違いがわからなくて、ただ戦い、結果、自分を傷つけることになってしまったんだな、と。納得しました。
それにしても長かったです。
こんな長い話を二時間でアニメにするなんて無茶だよ!と、思いました(笑) でも、もういちどアニメをみたくなってるところです。
Category : 本のこと
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