FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「スーパーナチュラル シーズン13」←超ネタバレ

9月だ。スーパーナチュラルの新作がレンタルにあるかも。で、行ってみたらあったのでレンタルして、イッキ見しました。ひっこした関係で遠くなっちゃったんだけど、同じところでレンタルしました(行動範囲に変化なし笑)
すぐにみたくせに感想書くの遅れちゃった。
時間が経ったからこそ見えることもある、はず。ということでいきます。
長いです。あとネタバレもしてますのでお気をつけくださいね。

前回のシーズン12は、ルシファーと人間の女性(ケリー)とのあいだにネフィリムが誕生するときに次元の裂け目ができて、ルシファーとメアリーは裂け目の向こう側に。キャスはルシファーに天使の剣で刺されて恩寵を失って倒れてしまう!というラストでした。
そういえば何を見落としていたんだか、クラウリーはウィンチェスター兄弟を守るために消失したんですか?(え、どこで? いつのまに?) シーズン12をみなおすべきだろうか(笑) そんなわけで主要人物のほとんどを失ってしまうという「24」のファイナルシーズンの様相を呈していたスーパーナチュラルですが、そこはスーパーナチュラルだし、次元の裂け目の向こう側には別バージョンの主要キャラがいるので、もはやオールスター状態なシーズン13でした。おもしろかったですよ。

13のラストも大概でしたが、いつものことなので次シーズンが楽しみです。

今回は、悪を善に導くことはできるのか?という深遠なテーマだったように思います。主軸になっていたのはネフィリムのジャックでした。誕生してすぐに成長し、言葉を話すジャック。「(父親の)ルシファーには似ていない」とディーンたちはいうけど、術をつかうときの目つきとかそっくりだし、母親のケリーよりも天使のキャスに似てる気がしました。つまり天使色が濃い。というのに、だれも「キャスに似てる」とはいわないんだなと、そこがむしろ不思議でした(笑
キャスの器は、もう器じゃなくてキャスそのものなのか、遺体として残ったそれをディーンは焼いてしまいます。いっぺんに失ったものが多すぎて絶望している感じ。ここに至るまでいろんなことがあったし、前々回あたりからディーンは気力を失いかけていたから、キャスと母親のメアリーを同時に失ったことが相当こたえたらしく、望みのすべてを失っています。
対してサムはへこたれてません。どっちかが凹めばもう一方がけしかける。という相関関係がこの兄弟のいいところなんですけども。母親のメアリーは死んでいない。キャスを蘇らせる方法は絶対にある筈だと、いいはるサム。現実を受け入れろ。キャスとおふくろは死んだ。これが現実だ。現実を見ろというディーン。

ディーンは神に願うんですよね。キャスを戻せと。神はアレですけどね。チャックですけどね。しょうもないことになんの返事もしやがりませんでしたけどね(お姉さんとランデブー中だから? メアリーを蘇らせたんだから後は知らねってこと?) それをもって「思いつくことはやった!」といいきっちゃうディーンはそれだけ神の存在を信じていたんだろうか。散々な目に遭ってんだから頼みくらい聞けよって感じですかね。自分は特別だと思っていたんかな。でもまぁ特別ですけどね。なにしろミカエルの器なんだし。あ、ミカエルの器であるという設定が今回再浮上したとたん続きは次のシーズンで!ってなりました。ディーンはミカエルの剣なのだそーです。

今回登場した異次元世界の大天使たちは、ディーンとサムのいる世界の大天使とは微妙に違います。関係性も違ってます。(やっと再登場したバルサザールは役者はどうだかわかんないけど吹き替えの声は違ってた)  天使家系図は同じ。兄弟仲がめっちゃ悪いのも同じ。ラファエルは同じ役者さん。ミカエルは黒人になってました(勝手なイメージで金髪碧眼だと思ってた。つか金髪碧眼にしてよ。ハリウッド的な大人の事情ですかね)  ミカエルが器をかりた姿で登場したのは初でしたっけ。あ、アダムを器にしてましたね。でもなんかいつもものすごい光の塊だった気がする。人を器にしてもすぐダメにしちゃうくらいの強大な力の持ち主という印象があります。大天使の器は並な人にはつとまらないのです。ラファエルとミカエルの壮大な兄弟げんかがアルマゲドンだったので、異次元ではアルマゲドンが避けられなかった世界ということになっています。
違いは、メアリーがこどもを産んでいないこと。夫の死を受け入れて悪魔と契約しなかったメアリーがいたのですよ(この世界ではすでに死亡している) つまりこの世界にはディーンとサムが存在していない。天使に狩られる人間たちがゲリラ的に戦っている世界です。ボビーも元気に存在しています。でもディーンとサムの育ての親ではありません。

ここまで書いて思ったけど、よくわからんな。話の筋が(笑
おおまかに要約してみますね。

魔王(ルシファー)と人の子として産まれたネフィリムであるジャックが異次元の扉を開けて→メアリーとルシファーが異次元へいっちゃう→キャスはルシファーに天使の剣で殺される→失意のディーンと手立てを考えるサム→ジャックは父親のルシファーを拒絶し、母親が頼りにしていたキャスを「父親」と認識しキャスを探す→ディーンはジャックを「悪魔の子は悪でしかない」と決めつけ、サムは「ジャックはいい子だ。導けばいいんだ」と諭す→ジャックはなんとかしてディーンに認められたくてハンターの真似事もするしFBI捜査官のふりもするが、ディーンは頑なに拒絶する→認められたくてキャスを呼び起こそうと願う→認められたくて異次元への扉を開く方法を探す→自分が人を傷つける存在であることがいやだから、ディーンとサムのそばから離れる→ディーンとサムなら逃げないと思ったり、ディーンならこうする。サムならこうしない。と、事あるごとに思いだしては実行するジャックはとてもいい子で、悪魔のささやきにも天使の誘惑にも応じなかった。悪魔のささやきには応じかけてしまったけど、それがあったからこそ賢くなった感じ→ジャックをいい子だと信じていたサムの気持ちが揺らいだとき「今の俺は何も信じられないから、おまえは信じろ」というディーン。→ジャックの強い呼びかけで死の世界で目覚めるキャス。きっとディーンたちが何かしてくれたんだと思う。戻りたいと願い、番人?と対峙して元の世界へ戻ってくるキャス→戻ってきたキャスを見ていっきに気力が回復するディーン。きっとメアリーも生きているんだと異次元へ行く方法を本気で探しだす→異次元の扉を開くために必要なものを揃える過程で、死んだはずのケッチ(U.K賢人)と焼死したはずの魔女ロウィーナが現れ、ついでにルシファーに殺されたはずの大天使ガブリエルが現れる(次から次へと)

異次元の世界には預言者ケビンもいるし、チャーリー(ふたりの妹的存在でディーンを救うために壮絶な死を迎えた女の子)もいます。チャーリーはふざけた感じが抜けていて、大真面目な女戦士になってました。ケビンは神のいない世界では預言者といっても何もできず、より神に近い天使の近くにありたい人間になってました(人間からしたら裏切者ですけど、もともと預言者は人の側にはいないものです) そんなわけで異次元のケビンは天使に命じられれば別次元へつながる裂け目さえつくろうとする。異次元では大天使ラファエルの力に負けそうな大天使ミカエルは、いっそこことは違う世界にいって王になろうとか考えちゃってるダメダメ大天使です(もともとダメダメですけど)
つまりディーンの属する世界へいって地上を支配しようとしているミカエル。それを知って、それをダシにして元の世界へ戻ろうとするルシファー。このシーズンでのルシファーは実はとてもかわいそうなのです。が、その話はあとですることにして。

天使のなかで私が気に入っているのはガブリエルとバルサザールなんですが、ガブリエルはルシファーに殺され、バルサザールはキャスに殺されています。けど、さっきも書きましたけどガブリエルは復活しました。復活というか実は生きていたんですけど。ルシファーさえも煙に巻いたトリックで。トリックスターのロキでもありますからね。ただこのロキとのしがらみも明かされたというか、こじつけられたというか。実はロキとガブリエルは別人というか、ガブリエルがロキになりすましているだけってのはどっかのシーズンでいってたけど、そのロキとの確執があったことを思うともともとは別人格だったわけで? 実際のガブリエルはロキのような飄々とした残酷な男ではなくて、どちらかというと底意地が悪い末弟天使(まぁ、スパナチュの天使は底意地が悪いんですが)でした。ロキは北欧神話によると善悪二面性があって他の神々を翻弄する性格をしていてずる賢い神。ガブリエルもウィンフェスター兄弟に助けてもらったのに、感謝はするけど手伝うのは別。悪いけど自由でいたいからバイバイといって享楽的な世界にうつつを抜かしたりもしてました。ロキになりすましてるうちにガブリエルも感化されてんのかよくわかんないけど、性格的にまざりあっていて、何をいってもトリックのような感じがします。ガブリエルは、嘘のかたまりです。

ルシファーとクラウリーの代わりに悪魔たちの統率者として突如として現れたアスモデウスは、秩序を重んじる実に効率的で冷徹な悪魔でした。紳士っぽいイケメンです。アスモデウスと名乗られたとき、アスモデウスもきたかー思いました(笑) アスモデウスはあらゆる媒体に出てくる悪魔なので有名ですね。七つの大罪の色欲を司ってますし、憤怒と強欲の悪魔です。ルシファーの目を掠めて生きていた大天使ガブリエルを拉致ってその恩寵を貪り食い散らかして力を得てました。アスモデウスは元智天使という説がありますが、スパナチュの世界では地獄の王子の末弟です。大天使と同じく生まれた順で力が違うので、いちばん弱い末弟。なので、大天使の恩寵でパワーを得て力があるように見せかけていたのですね。原始からある高次生物にみなぎる恩寵はほんとにパワーがあるようですよ。異次元への裂け目をつくるために必要な材料のなかに「ソロモンの封印」「最も聖なるものの血」というのがあったので、ディーンたちはルシファーの恩寵を奪うか、いま手の届く範囲にある大天使ガブリエルの協力を得るしかないという状態だったのです。恩寵って、すごい便利アイテム。しかも大天使の恩寵は時間が経過すれば復活するから枯渇しない。

整理ついでに。スパナチュには4つの存在がやたら出てくるので、まとめておきます。

まず4大天使。生じた順に、ミカエル、ルシファー、ラファエル、ガブリエル。長兄のミカエルの力はとてつもなく強くてその器になってもびくともしないのは(カインとアベルの血統を継ぐ)人間だけ。つまり、ディーンとサムとアダム(すでにないディーンたちの父親も然り) サムはルシファーのお手付きだから除外されてんのかな。ルシファーは堕天して魔王になったから、ミカエルとラファエルが覇権を争っている状態。ガブリエルは争いを嫌って放浪してました。ウリエルはスパナチュの世界ではキャスの部下にすぎないふつうの天使。

地獄の王子。生じた順に、アザゼル、ラミエル、ダゴン、アスモデウス。伝承によると、アザゼルは堕天使。ラミエルは「神の雷」といわれる天使。ダゴンは古代中近東にあった神でキリスト教では悪魔。アスモデウスは堕天使。スパナチュでは、すべてルシファーがつくった地獄の王子たちという設定。

アザゼルは、スパナチュのはじまりのものがたりに関与している黄色い目の悪魔。ルシファー復活のための器を用意する役割をもって若いメアリーに接触しその子を器にするべく暗躍してました。サムはルシファーとは血の契約で結ばれていて、ルシファーの器として最適化された肉体の持ち主。ルシファーは天使キャスの器を器(ん?)にしたこともありますが、サムを器にすることはもう考えていないもよう。たぶん。

死神の親玉の黙示録の四騎士。えーと、戦争、飢饉、疫病、死。死の騎士はアマラ復活前に消滅しちゃってるけど、今回のシーズンでは、死神ビリーが昇格して「死」になってました。ウィンチェスター兄弟について「もう生き返りはなしだから」といっていた死神だけど、全知の「死」だからこそわかることがあって、兄弟には生き返りに値する役割があるから死なせはしないといってたから今後もこの兄弟は生かされ続けるんだな。

大魔女のロウィーナは今シーズンではただの母親になって息子ファーガスの復活を願っていました。ファーガスはクラウリーですが、クラウリーを演じていた俳優がスパナチュから降板してもう戻る気がないという大人の事情があるようです(せつない) ロウィーナは、ルシファーの真の姿を見たことがあるのでその恐怖心が拭えていません。サムもルシファーの真の姿を知っているのでロウィーナには同情してます。悪魔たちの真の姿は正視にたえないおぞましいものなのですよね。

途中、サムが死んでしまったという出来事があったんですが、どうせすぐ生き返るだろう思ったらルシファーが助けたりしてました(異次元世界にて) 異次元世界にはもうひとりのキャスもいましたが、考えてみたらキャスの強大な力はザカリア(ディーンに執心したばかりに貶められたうえにディーンに謀殺された天使)から継いだものだから、ディーンのいない世界ではザカリアの力を継いでないし、天使らしい天使なままなんですよね。こちらのキャスにあっけなく殺されてしまいます(容赦ない)
愛するものを傷つけるものは排除する。もう二度と傷つけさせない。といったキャスに、きゅんとしました。吹替では「家族を守るためなら排除する」といってました。英語では聴いてないのでどっちが正しいのかわからんです。
そういやザカリアも異次元では存在してたっけ。

スパナチュでは、しばしば親子の関係とか兄弟関係の嫉妬心とかが描かれていて(大天使でも悪魔たちでも人間でも) サムは、いざというときには誰もがディーンに話をするけど俺にはしないといってディーンを羨んでいたし。ルシファーはなんだかんだいって家族愛に飢えていて、息子であるジャックからは父親として認められたいし好かれたい。神(父)であるチャックとの関係はどう構築しようとしてもだめだったから(信じようとしても手放されてきたし)ジャックとは手をとりあいたいと思ってた。
だからこそ、ガブリエルから父(神)がいった言葉を告げられて涙します。まったくガブリエルは意地が悪いです。あの局面でルシファーにとって痛い言葉であることを知ったうえで故意に傷つけようとして告げたにちがいありません。神の言葉。「ルシファーは最初のがん細胞。とりのぞかなければ世界が蝕まれる」と。前シーズンで「愛してるからこそ」といっていた神の言葉に反する言葉。そしてルシファーはこちらの言葉のほうを信じて、見切りをつけてしまうのです。
ジャック(息子)との関係も。構築できないなら壊すのみ。
自分が神になりかわって世界を壊し天地創造してもそれは自分をがん細胞といった神の言葉を証明するようなもんですからね。ジャックから恩寵を奪い、どちらかひとつの命しか救わないと断言する。ジャックかサムか。
ルシファーの声なんですが井上和彦さんなんですよ(吹替+字幕で視聴しています)だからなのか哀愁ただよってるというか、性格までちがって見えます。調べたらシーズン11から井上和彦さんになってた…。
しまった。もいっかい遡るか…。
ガブリエルはディーンたちを逃がすために「もう逃げたくない。向き合うことに決めた」とかなんとかいってたように思うんですが、向き合うもなにも呆気なくラファエルに殺されちゃいました。

こんだけ長く書いても抜けてるとこあるんですよね。
ドリームウォーカーとか。カイアという少女が悪夢に苛まれていて、その悪夢は異次元世界のひとつで。ドリームウォーカーは夢のなかで異次元世界を渡り歩くことができるんだとか、そのカイアが異次元世界で殺されて、かわりに異次元世界の凶悪ぽいカイアがディーンたちの世界にきてしまっていたり(次シーズンにつづくのか…)

異次元世界の戦士たちがこっちの世界にきちゃったり(ボブもチャーリーもきた) 別バージョンのミカエルもきちゃったし、やけになったルシファーを制するためにディーンがミカエルの器になっちゃったり(同意しちゃうし) それを目の前で見ていたキャスは失意のどん底だし(暗い未来しか見えてないにちがいない) ミカエルになってしまったディーンが次シーズンではどうなるのか…。ミカエルはこっちの世界の覇者になりたいわけだから、きっと奪い尽くすだろうし。キャスはそんなディーンの姿をどう思うんだか楽しみです。クラウリーが戻ってこなくて、アスモデウスも消えて、ルシファーも消えたとなったら地獄の王は誰になるんだろなぁとか、ジャックの行く末も気になります。
スポンサーサイト

「スーパーナチュラル シーズン12」←超ネタバレ

そういえば毎年9月頃だったなと新作ラインナップを見て思ったところです。ということでみました。感想です。相変わらず長いです。超ネタバレしています。なのでネタバレされたくない人は読まないでくださいね。ただ今回のラストも、えげつないです。なんてところで終わるんだよ! やめてよ! ええええー!?って思っちゃったし、ひとりで騒いじゃいましたよ。
またか…。次シーズンまであと1年…? 長い……

今回のシーズンのテーマは…なんだろ。母子かな。あと、贖罪。
以下、思いつくままに感想を書き並べてありますけど、あとで書き直すかもしれません。

シーズン11のラストでは、サムが賢人と名乗る女に撃たれるところで終わりました。一方のディーンは、死んだ筈の母親と出会ってポカンとしたところで終わってましたね。命を捧げる覚悟でダークネスと対峙したディーンだったので、キャスもサムも他の誰もが「ディーンは死んでしまった」と思っていた、筈。終わったと思った世界に光が戻ってきて清々しい反面、ディーンの死のうえに成り立った安寧に暗く沈んでいたキャスとサム。……だったのですが、まぁ、スパナチュの死はとても軽いし、ディーンが生きているのは視聴する側にとっては明白だったので、シーズン12を見ながら、ああ、そういえばそんなラストだったよねと思いかえしていました。

さて、この女賢人。U.K.の賢人のひとりでした。イギリス産です。U.K.の賢人たちは、実に効率的で、組織的で、デジタルなシステムを構築しています。しかも賢人は世界中のすべての隠れ家を共有していて(鍵が同じなので)ディーンたちが利用している賢人の隠れ家にも難なく侵入できちゃうという。身内にはセキュリティが激甘いということもあらたに露見しました。

サムは足を撃たれて拉致られ、U.K.賢人から拷問をうけることに…。サムから聞き出したかったのは、アメリカのハンターたちを牛耳っているのは誰?ってことだったんかな。協力を仰ぐのではなく、支配する気まんまんでしたね。正直、なんで拷問してんの?趣味?とか思ってました…。結論としては女賢人の過激な暴走ぽかったけど、頭つぶせばいい的な考えの連中なので、アメリカのハンターたちのトップを牛耳ればいいとでも考えてたのかもしんない。それにしてもアメリカのハンターに組織なんてあったっけ。トップなんていたっけ?……ボビーが存命していたら、ボビーがそうだったのかも。まとめ役というか、調整役だったし。ボビーと同じようなハンターだったエレンも、生きていればそうだったかも。
地獄の檻の中でルシファーとミカエルのおもちゃにされて魂がズタズタになるまでいたぶられていたサムにとって、人から受ける拷問なんてなんてことない…こともなかったようだけど。ルシファーに拷問されたことを自らいっちゃってたし。そういえば強力な自白剤らしきものを打たれたときは、仲間のことも(少し)喋っちゃってたっけかな。

U.K.賢人たちは、アメリカのハンターは「生ぬるい」「気分次第で好き勝手してる」「情緒的すぎる」「合理的ではない」このままアメリカのハンターをのさばらせていたら「まじで世界があやうくなる」ので、U.K.賢人がアメリカのハンターたちを統率して知識と組織力と知恵でつくった数々の魔法具(だよね)を使い、効率的に魔物たちを狩り、根絶やしにして、この世界から魔物そのものをなくしてしまおうという結構な理想をかかげています。その理想に感化されてしまうのが、ウィンチェスター兄弟の母親、メアリーです。

メアリーは天国から地上に落とされたという意味では天使キャスと同じで、天国では愛するジョンと小さな子どもたちといっしょに幸せに暮らしていたので、自分の死後数十年も経過している地上では、ウラシマ状態です。ボビーがいればもうちょっとなんとかなった気もするけど、いないし。いまや情報はネットに溢れていて、地域住民に聞きまわったりする必要もなく、サムがノートみたいなパソコン使ってハッキングしたりしているし、こどもが小さな器械(スマホ)を操って何かやってたりとか、未知なことだらけで戸惑いまくり。こどもたちをハンターにだけはしたくなかったのに、立派なハンターになっていたし。こどもたちをハンターに育てたのが、愛する旦那ジョン(実は賢人の末裔だったけど、メアリーの認識ではやさしい一般人)だったと知って混乱する。そもそものはじまりは、メアリーがジョンの死に堪えられず黄色い目の悪魔と取引をしたことで、ジョンは蘇ったけど、そのかわりにサムが悪魔から血の契約を受けることになったし、ルシファーの器にもなった。
メアリーは天井に磔にされて燃やされるという壮絶な死に様を小さなサムに見せることになってしまったし、突然そんなカタチでメアリーを失ったジョンは悪魔への憎悪と復讐のことしか考えられなくなった(だから自身もハンターになったし、こどもたちもハンターに育てあげた)という経緯はたしかにあったんだけど……
この蘇ったあとのメアリーは、私、あんまり好きじゃなかった。笑わないし。無表情だし。母親らしくない。没年29歳だけど、肉体は年を経ているらしく(というか女優さんいっしょ) 29歳にはさすがに見えません。もし29に見えていたら、年齢的には年上になってしまったディーンとサムが「マム」と呼んでる不自然さが際立っていた筈。きれいだけど。その口から「私はあなたたちの母親だけど、女なのよ」とかいうし、やっぱりあまり好きじゃない。ディーンとサムのために魔物たちのいない世界にできたらいいという考えがあるにしろ、それって「ハンターにだけはしたくなかった」という自分のエゴを押し通すためじゃないのか?とか思ってしまう。
しばらくひとりになりたいとかいってディーンたちとのところから去ったと思ったら、U.K.賢人たちと組んでハンターやってるし。暗殺者ケッチと組んだときは肉体関係まで持っちゃうし(ただの肉欲。感情はなし)
だからディーンがメアリーに向かって「嫌いだ」といったときはホッとした。嫌いだ。大嫌いだ。みんなあんたのせいだ。そんなふうに断罪してもらうことで、メアリーはようやく目が覚めるんですよね。まさしく、いろんな意味で。U.K.賢人に利用され、洗脳されて、仲間のハンターを殺しまわった挙句の目覚めなんで、なんとも苦いけども。

母親といえば、悪魔王クラウリーの母親で大魔女でもあるロウィーナは、ルシファーを地獄の檻に閉じこめることのできる(神さま以外)唯一の存在だったんですが、ルシファーに殺されてしまいました。殺されるシーンはなかったけど、燃やされて黒焦げになった成れの果てと、切られた赤毛がいたましかった。シーズン11でダークネスと戦って消滅したのか飛ばされたのかわからなかったルシファーは結局飛ばされていたんですけど(器は修復不可能なほどズタボロになったらしく) 器を探しまくって、いろんな器に憑依しては捨てていくのくり返し。ロックスターに憑依したり、アメリカ大統領に憑依したりするんですが、その乗り移り方は悪魔ちっくに相手の心理を読んで誘って「イエス」という言葉をもらうというものでした。ロックスターの器は気に入ったらしく、半永久的にこの器を使いたいからロウィーナに魔法をかけろと脅したりもしました。ロウィーナに…(笑) 大魔女ロウィーナに体を預けるルシファーを見たときは、いろいろ甘いなと思ったけど、案の定、海の底に器ごと飛ばされちゃうという間抜けな顛末に…なったからこそ、復活したルシファーに殺されてしまったのだろうけども。ロウィーナの出番はほんとに終わったのかな。
前回のシーズンでいろいろ思うところあって、自分はもう争うよりも穏やかな暮らしをしたいと望んでいたけど、いままでの行いと性質からいって、どうしたって無理なことだったろうし。母親の死を知ったときのクラウリーの「オレが殺してやりたかった」という、さらっとした言葉は「死ぬわけがない」という反語が隠されていたのかもしれない。なんとなく、そうであってほしい。どうしようもない母親だけど、わりと好きなんですよね。少なくともディーンたちの母親、メアリーよりは印象よいです(私の)

ルシファーだけど、神さまと和解したんじゃなかったのかとディーンにいわれたときの返答に笑っちゃいました。たしかに、まさしく、そのとおり!と思ったので。神様(父親)とは仲直りはした。でも、あの仕打ちはなんだ!?ってやつです。言葉ではなんとでもいえる。それよりも、その後にやったことがすべてだと。ルシファーにダークネスとの戦いを丸投げしておいて(あっけなく消し飛ばされたルシファーにはなんの言及もなく)神様本人はそのダークネスなおねーさんと手と手を取り合ってバカンスに出かけてまた不在になってんですよ。
神の偉大な企画や計画、あるいは神から授けられた使命というものがあると信じている人たちがいる一方で、そんなものはまったくないのだということを聡っているディーンたち、およびキャス。そしてルシファー。なにしろ神の正体はチャックだし、偉大な計画なんてあるわけがないということは骨身にしみて知っている(知りたくもなかったろうけど)

ディーンは、蘇った母親と元の家族に戻りたかったのにうまくいかずに拗ねたりもしますが、基本、家族が大切なことに変わりないし、以前より柔軟になったので、母親やサムの意見にも耳を傾け、いけ好かないU.K.の賢人の知恵をかりた狩りをしたりもした。メアリーがU.K.賢人とつるんでいて、そのおかげでずっと謎の存在のまま手をつけることもできていなかった魔物たちの始祖といわれるアルファをはじめて抹殺することができて「これなら本当に魔物たちを地上からなくせるかもしれない」と思うサムが、ディーンを説得するためにこっそりU.K.賢人がくれた情報にそって狩りに誘ったりもするんですが、それが発覚したときのディーンの態度が以前より柔くなっていたことに成長を感じた(もうすっかりおじさんなふたりだけど、どことなくいつまでもティーンエイジャーぽいんですよね) 蘇ったきり自分たちから距離をおいている母親のメアリーに対しても、以前ならもっと頑なな態度になった筈だけど、受け入れる。自分もまたサムの命を救うために悪魔と取引をしたしね。人のことはいえないほどには経験を積んでいるんですよね。

ロードムービーぽいところもちゃんとありました。現在進行形で気がかりなことはあっても、舞いこんでくる依頼や不可解な事件などをほっておくわけにはいかないと、途中、蘇ったヒトラーを殺したりもして。ディーンはそれをしばらく自慢してたし。そのあと忘却の呪いにかかったときは、ロウィーナの力をかりて記憶を取り戻したりもしたっけ。すべてを忘れていくディーンは無邪気にかわいらしかったです。サムも羨ましがっていたし、ロウィーナも「このままじゃだめなの?」と冗談いうくらい。いろんな記憶や重荷があるから、忘却しなければ無邪気ではいられないってことですね。

さて、キャスです(笑) キャスは、今回も、おばかで。どう考えてもスパナチュシリーズにおける最大のトラブルメーカーです(言い切った) ウィンチェスター兄弟の守護天使なんじゃないかと思っていたんですが、そこに母親のメアリーが入ってくると「え?」という気持ちになってしまうのは何故だろう。守らなければならない大切な家族だから。というキャスがその「家族」のなかにメアリーを含んでいるのがなんとなく納得いかない。今回キャスは、大統領(ルシファーを器から離すためにいろいろやったもんだから)暗殺未遂の嫌疑で独房に入れられてしまったウィンチェスター兄弟が、脱獄するために死神とかわしてしまった契約を反故にするためにその死神を殺しちゃうんですが、その死神ってのは前シーズンで「今度死んだらもうおしまい。死んでもまた生き返るなんてことはもうないから」と宣言していた死神ビリーなんです。で、そのビリーを剣で殺したあと、キャスは強い口調で「君たちは大切な家族だ。ひとりも失うことはできない。こんなバカげた契約は二度とするな」と叱りつけるんですよ。その家族のなかにはメアリーも含まれていました。まぁ、たぶん、ディーンとサムの母親だから、なんだろうなと思うけど。
ルシファーを地獄の檻から出しちゃったのはキャスなのでそのオトシマエは自分でつける覚悟でいます(いつものことだけど)そのことにディーンたちを巻きこくたくないからという理由で結果的に災いをもたらすことになります(もちろんいつものこと)

黄色い悪魔(地獄の王子たちのうちのひとり)が持っていたコルトは、メアリーが盗み、U.K.賢人が所有し、そのあとウィンチェスター兄弟の考えに感化された賢人ミッチの手でディーンの手に戻ってきました。元はといえばディーンが父親のジョンから貰いうけた最強アイテムなので「やっと戻ってきたぜ」なのですけど、戻ってきたかと思えばキャスに盗まれて、地獄の王子(ってあったけど見た目は女性)のひとりダゴンの手で破壊されてしまいます。
コルト。なんでも殺せる武器(銃)だけど、特殊な弾丸には特殊な作り方があって今はサムの頭のなかに設計図がある状態。悪魔だろうが天使だろうが異国の神だろうが殺せる銃と弾丸だけど、この世で殺せないものが5つあって、そのうちの1つはルシファーだったというオチ。そういえば、ミカエルの槍も出てきたっけ。これは悪魔を消し、天使を苦しめたすえに殺す槍で、その槍で刺されたキャスがあっというまに死んでしまいそうだったのを、クラウリーがパキッと槍の柄を壊して解決しちゃったんですよね。呪文や紋様による呪いはその元を燃やすか壊すか殺してしまえば消失するというのが、スパナチュの定石です。

大統領に憑依していたルシファーは、秘密の恋人だった秘書と関係を結び、妊娠させてしまうんですが。人と天使の間に生まれる子は、ネフィリムという悪しき存在で。しかも父親がルシファー。魔王の子ですね。これは何がなんでも抹殺しなければならない存在でもある。ので、U.K.賢人たちは母親のケリーをお腹の子ごと殺してしまうことしか考えていない。天使も同じくネフィリムが生まれてしまうまえに母親のケリーを殺そうとしている。ディーンとサムだけが、ケリーとお腹の子を助ける道を探して、お腹の子から恩寵だけを抜きとればいいんじゃないかという結論に達するんですが、キャスがそれを阻止します。というのも、ケリーのお腹のなかにいる子がキャスを選んだから。キャスに理想郷(予知した世界)を見せることで味方に引き入れ、天使としての本来の力を取り戻させる。ケリーは「このお腹の中にいる息子は、善」だといっていたけど、なんか邪悪なものを感じる。キャスが頼もしくなるのはいいけども。治癒もできるし、生き返らせることもできる。きっと翼も元通り(たぶん) 初登場したときのキャス本来の力が戻ってきたということは強いキャスに戻ったことになる。うん、待ってた! やっと戻ってくれてうれしい。けど、この展開は…いやです…。
キャスはすっかりその気になっちゃって、ケリーを連れて逃げてしまうんです。
天使の石版を持って逃げちゃったときのこと思いだしましたよ……。

ルシファーはクラウリーに捕まって、クラウリーの犬にされていたけど(前シーズンでされたことの仕返しですね) あ、そのまえに、クラウリーは、ルシファーの器を頑丈に修復したので、ルシファーは元の鞘な肉体におさまってます。結局、元通り。相性のいい器なんて、そうザラにあるわけじゃないってことですね。とはいえ以前まではいまいち脆い器だったので頑丈なサムを欲していたんだけど「もうその必要もなくなった」らしい。クラウリーの支配から抜け出したルシファーは、もちろんクラウリーをさっさと始末するんですが、クラウリーはそつなくいったんネズミに憑依して、そのあとまた元の肉体に戻ったので無傷です。
ルシファーは息子を探し、母親のケリーは産むと同時に死ぬ自分の運命を受けいれたうえで息子の誕生を望む。この子は「善」だといいきって、この無垢なるすばらしい息子を守り育ててくれるのは天使キャスだと信頼をよせる。
こどもの名前は、ジャックだったかな。
この子から恩寵を奪おうとするウィンチェスター兄弟とキャスは敵対してしまうことになるんだけど、さっきも書いたけど、キャスはウィンチェスター兄弟の守護天使だと思うので(たぶん) ジャックの守護天使にはなってほしくない(願望)

ネフィリムが誕生するときには、この世のものとも思えないほどの天変地異というか怪異が発生する。ということで、異界への裂け目ができてしまいました…! そのてのライトノベルが溢れてますよね。異界への入口があいちゃうの。
ナルニアか?とディーンはいう。そういえばU.K.が絡むからか、今回、やたらハリーポッターとかセリフとして出てきてました。分霊箱みたいのとか、ハリーポッターの魔法学校みたいな組織とか(賢人になるためには友人を殺さなくてはならないという物騒な学校だったけど) このハリーポッターという言葉、字幕版では翻訳されてませんでした。私は、日本語吹き替え+日本語字幕でスパナチュはみてます。
でないと、ちゃんと理解できないから。
たとえば字幕では「ポルノアニメ」と訳されていたけど、吹き替えでは「日本のアニメ、ものすごくエッチなやつ」といってましたし、いろいろ細かいところが違ってるんで、結構おもしろいですよ。

今回のシーズンでもいろんな人が死にました。ハンター仲間も死んでるし(洗脳されたメアリーに殺された) U.K.賢人ミックもディーンたちに共感したがために仲間に殺されてしまったし、ロウィーナは黒焦げになってたし(実は生きてたとかあったらいいな) ラストまぎわで背後から天使の剣で刺されてしまったキャスも。
キャスは…消失しても、散っても、神様がもとに戻してくれそうな気がするんだけど、神様いないんだった…。
ぇー、なにこの終わり方。うそでしょ思いましたよ。

あ、異界ってのは、平行世界で。つまりパラレルワールドで。その世界ではウィンチェスター兄弟が生まれていなくて、いないがためにハルマゲドンをとめることができず、世界が壊れてしまっていて、ボビーが天使狩りのハンターになってました。ジョンとメアリーも死んでしまっていてもういません。この裂け目での攻防がラストシーンで、裂け目からキャスが戻ってきたと思ったら背後からルシファーに刺されて倒れ、そのルシファーとメアリーが裂け目の向こう側に倒れこんだとたんに、その裂け目が閉じてしまったところでおしまい。閉じちゃったのは、そのとき生まれちゃったから。ついにネフィリムが。
ケリーが命をかけて産んだのに、産まれてくる子のためにベビーベッドつくったり壁に絵を描いたり、キャスに後を託したりしていたのに、そのキャスは天使の剣で刺されて倒れちゃってるし(器だけになっちゃったかもしんない。恩寵は飛びでちゃったし) 産まれてきた子はあっというまに育って、どう見てもベビーベッドが必要なようには見えなかった…。
キャスに駆け寄るディーンと、生まれたネフィリムの様子を見に家の中にいくサム。

異界に行ってしまったルシファー。ルシファーと悪魔どもを地獄に閉じこめてしまおうと持ちかけていたクラウリーだけど、ルシファーがいなくなったら悪魔王に戻りそうな気がするなぁ。「考えてみたら王なんて雑用係だし超めんどくさい。あんなものになりたがるやつの気が知れない」とまでいってたけど、ヨイショされるの好きなんだから戻りそう。
悪魔は自分を崇拝する人の目が気持ちいいんだと。
ルシファーは、だからこそ人々に羨望される地位にある器を探していたし、その器でずっといたいとまで思った(ロックスターだから熱心なファンがいるし、有名人だから気持ちがいいという理由で) 
ミカエルは地獄の檻の中で狂ってしまってるらしいけど、そろそろ出てくればいいのに。

あと賢人の隠れ家のセキュリティーは見直すべきだと思う(笑)
異界に閉じこめられたメアリーとルシファーはどうなるのか。異界のボビーはどうするのか。ネフィリムはどうなるのか。私が気になってるのはキャスだけなので、キャスはきっと蘇るにちがいないという確信のもと、シーズン13を待ちたいと思います(来年かーっ)

2017年 冬ドラマです。

もう春ドラマが始まっているんで、ざっと感想を並べておきます。
1月から3月はとても忙しかったんですが、みてるドラマはあったんですよ。いつもよりは少なめ。

「嘘の戦争」
草なぎ剛主演。「銭の戦争とはコンセプト同じだけど、全然ちがう内容。同じスタッフによる完全オリジナルストーリー。草なぎ剛は海外で日本人相手に詐欺を働く天才詐欺師の一ノ瀬 浩一を演じてました。コーイチは父親の汚名を晴らすための復讐のために日本に帰ってきて、仁科家を追いつめていきます。仁科家の次男を藤木直人が演じていて、コーイチを追いつめていく感じがすてきでした。あとコーイチの相棒のハルカちゃんが可愛かったです。信じていた人に裏切られるも、それを許すところとか。内包したおそろしいまでの復讐心や憎しみのこもった目つきとかすごかったです。憎しみがこもっているのに哀しくもある。一ノ瀬 浩一はどこか甘いところのある詐欺師で、その甘さにハルカちゃんなんかはハマっちゃってるんだろうなぁと想像つきました。
どうなるのか怖かったけど、いい感じのラストが救いでした。
海外で詐欺を働く場所が「タイ」だったので、実際の事件とちょとダブりましたよ。

「東京タラレバ娘」
コミック原作。未読です。吉高由里子、大島優子、榮倉奈々が独身三人で飲んでは愚痴るアラサー女子を演じています。こうだったら、ああしていればを大声で語り合う、うるさい常連客がいても許される酒場が主な舞台になっていたけど、そこにそれぞれの恋愛事情と、リアルな日常が絡んできます。リアルといっても主人公の倫子は(鳴かず飛ばずの)脚本家なのでそこまで身近という感じはしないんですけどもね。やたら意地の悪いことをいってくる通りすがりのイケメンとか、そのイケメンと恋愛しちゃうところとか(そこに至るまでの葛藤とかも) わりと贅沢てんこもりです。が、コミカルなところが楽しかった。
30すぎたらトキメキだけでは結婚できないとどこかで耳にしましたが(ラジオかな) だいたいの女は25すぎたらトキメキだけじゃ結婚しないと思うなぁ。この3人は、トキメキと恋愛が直結していて、それをなかなか手放せないという感じでした。どう考えてもダメな男にひっかかっちゃってるのが、ちょい痛かったです。

「クズの本懐」
深夜ドラマ。吉本実憂ちゃん、なかなかの体当たり演技。花火と麦の成長物語でもあります(たぶん) 互いに報われない恋の相手がいて、その寂しさをまぎらわすために互いに互いの好きな人を思い描きながらスキンシップをくりかえすという(きわどいところでいたしてません) 純情だけど欲求に正直な高校生です。近所のお兄ちゃんに幼いときから恋心をいだいていた花火。そのお兄ちゃんが勤務する高校に入学した矢先に、そのお兄ちゃんが同僚の教師に一目惚れしたことに気づいてしまう(好きだから) そして、その女性教師(カテキョだった)に片想いしている麦(つまり花火と同じように教師を追いかけるようにして同じ高校に入学した) 似た者同士ってことですね。
私が面白いキャラとして楽しみにしていたのが茜さん。純情可憐で清楚ぽいくせに誰とでも寝ちゃうビッチという設定の女教師です。人のいいお兄ちゃんがこんなクソ女に恋しているなんてと思いながらも、花火は自分も麦と恋愛ごっこしている手前、脛に傷があって茜さんだけを責められず、うじうじしてます。この内省的な感じもよかった。あと音楽がすばらしかった。
原作はまだ未完だと思っていたので、この最終回はどうなんだろうと思っていたんですが、原作にとても忠実なドラマだったようです。なんというか、すごくきれいに昇華されています。茜さんも。花火の恋したお兄ちゃんはさすがだなと思わせられました。

「スーパーサラリーマン左江内氏」
ながら視聴できたので。さらっとみてました。堤真一さんの冴えないっぷりがすてきです。奥さん役の小泉今日子の喋り方があまり好きじゃなかったんですが、どこか可愛げがあって面白かったです。どんな内容って、スーツを着たらスーパーマンのように空を飛んだり怪力で人を助けることができるけど、事が終わると忘却光線が自動的に発動してその間の記憶が消えスーパーマンの存在はなかったことになるというお話。悪い人が使ったら悪いことに使えてしまうアイテムですが、左江内はそういったことには使えない性分の実直なだけがとりえのサラリーマンなのでした(笑)

「視覚探偵 日暮旅人」
松坂桃李主演。たんなる探偵ものかと思っていたら、復讐するために周囲を利用していた男の話でした。視覚以外の感覚を奪われ、唯一残った視覚(異常感覚)で、感情を具現化させてモノや人を探す探偵業をしている旅人(たびと) でもその力を酷使すると、その視覚までも奪われかねないという代償がある。こどものときに実験道具にされた過去をもつ。両親も殺されている。旅人から視力以外の感覚を奪った「クスリ」を開発した女、その裏の闇取引に関わっていた政治家、それらのつながりから関わる相手を決めていた旅人。結果として、家族のようなつきあいになってしまったのは計算外だったのか…。
最終的にハッピーエンドなのはよかったです。奪われたものは戻ってきませんけども。

以上かな。
大河の直虎もみてますよ。高橋一正さんが好きだからか、鶴の報われなさに毎回せつなくなってます。

2016年 秋ドラマです

思いだしつつ、箇条書き。たぶん感想は短いです。

「逃げるは恥だが役に立つ」
ガッキーと星野源のあれですね。恋ダンス。大ブームで紅白とか「踊ってみた」とかでネット上でもいろんな動画をみました。正直、新垣結衣だから可愛い恋ダンスであったと思ってます。あ、石田ゆり子さんも好きでした。役名はなんだったかな。ドラマの内容は、小賢しい女が草食男子の童貞男と疑似(雇用主と従業員として)結婚するというものでしたよね(身も蓋もない。すみません) 主人公の一見非の打ち所のない可愛らしい良妻ぶりが「金銭をいただいている仕事」ゆえのことで、ボランティアに等しい「ただで働く主婦」となったら苛ついてしまうし笑顔もつくっていられなくなるというのは、世の奥さまたちの共感を誘ったことでしょう。
OP曲も好きだったし、恋ダンスもよかったので、リアルタイムでみることも多かったです。

「校閲ガール・河野悦子」
石原さとみ主演。その独特なファッションも話題になってた…かな? ファッション雑誌の編集者になるのが夢なのに、なぜか超地味な校閲の仕事につくことになった主人公が、その仕事にハマりこんでいくお話。校閲とは「文書や原稿などの誤りや不備な点を調べ、検討し、訂正したり校正したりすること」なので、校閲=校正ではないんですね。本来、考証することまでが仕事の範囲とも思えないんですが、このドラマでは「実際にそれが可能なのかどうか」実地で調べるなんてことまでやってました。
アクションシーンの体の動きまで…。でもこのネット社会だと、小説やドラマのそういった不備などをいちいち突っついてくる人たちも多いですし、ファンの多い書籍であればあるほど、注意が必要なのは確かではあるなぁと思いながらみてました。
石原さとみの喋り方は役柄によって変えてくれたらいいのにと思ったりもします。このままだと、どの役やっても「石原さとみ」でしかなくなっちゃう。このところ連続して彼女の出演作をみちゃってるからかな。

「ドクターX」
シリーズ化しているので面白いのかもしれないと思っての視聴だったんですが、面白かったです。一話完結なのでストレスなくみれるし、米倉涼子がハマり役です。人間的にどうかと思う大門さんを爽やかに演じてる(笑)  駄々っ子というか、基本、こどもみたいですよね。悪役がきちっといるところも含めて、どこか時代劇のようなサッパリした感じ。ラストには必ずスッキリするのもいい。
なるほどなぁと思いながら、みてました。

「砂の塔」
ラストの3話くらいしかみてないんですが、とてもおもしろかったです。ラスト3話しかみなかったせいか、最終的な犯人は結構すぐにわかってしまいましたけども。松嶋菜々子が演じる「不気味な隣人」は、そんなわけで不気味な人ではなく「かわいそうな人」という印象になっていました(ラスト3話くらいしかみてないから) 菅野美穂が追いつめられていくのもみていてしんどかったけど、心を閉ざしたおにいちゃんが最終的に何を選ぶのかが気にかかってしょうがなかったです。
レンタルでイッキ見しようかなと思ってますけど、ラスト3話だけでも満足できるドラマでした。

「コピーフェイス」
原作は、たぶん(?) ハーレクイン・ロマンス。原作者はサンドラ・ブラウン。
セレブ妻の罪を暴こうとしていた雑誌記者がそのセレブ妻と同じ飛行機に乗り合わせたとき墜落事故に巻きこまれて重傷をおい、目覚めてみたら顔がそのセレブ妻のものになっていたという漫画みたいな展開…(小説だけど) ちなみにホンモノのセレブ妻は雑誌記者としてすでに埋葬済。入れ替わりの原因になったのは、ふたりが互いのネックレスをつけかえていたからなんですが、果たして性悪のセレブ妻がたまたま隣り合わせた貧しそうな女性に自分の豪華なネックレスを渡すということがありえるのだろうかという疑問は脇にどけておく(笑) 戸惑いながらも、潜入捜査するにはもってこいじゃないかと開きなおる雑誌記者(考えてみたら、すごい根性だな)  事故のショックで人格の変化や記憶障害をきたしているのだとごまかしまくって、本人になりすましてセレブなお屋敷で旦那と娘と触れ合うことになるのですが、旦那とはすっかり冷めきった関係で、娘のことは邪険にしていた母親でもあったので、案外、疑われないという。どこまでも歪んでいて高飛車で人の心を思いやれないセレブ妻の性質がわかればわかるけど、邪険にされてきたゆえに母の愛を求めながらも心を閉ざす少女に同情し、自分を否定されつづけてきた旦那(しゅうじさん)の寂しさに触れるたびに想いをつのらせていくことに……。最終的には、まぁ、ハッピーエンドだったのでよかったです。

「ラストコップ」
録画はしていたんですけど、結局、2話めくらいまでしかみれませんでした。ちょっと…ギャグについていけなかった…(涙) 窪田正孝くんが好きなんで、ちゃんとみたかったんですけども……残念でした。

以上です。

あと「真田丸」はラストまでしっかりみましたよ。
ラストまぎわにようやく出てきた「真田丸」 キャラ立ちした面々のやりとりが楽しかったです。
合戦シーンとかは派手じゃなかったですけども…。というか、関ヶ原がさっぱり過ぎちゃってなんの印象も残ってない(!) あと石田三成を演じていた山本耕史は好きな役者なんですけど、石田三成の小賢しいがゆえに人望のない男っぷりがよかったです。誤解されやすい性格だけど、根はまじめで忠義心の厚いやつだということを人たらしの殿下や親しい人だけが知っていたというのもよかった。というわけで、三成が目立つはずの関が原のさらっとぶりに落胆して、ちょっとトーンダウンしてしまった最終話でした。
竹内結子の演じた「破滅型」の茶々もよかったです。ファム・ファタールのような。運命の女というのが自然に浮かんでくるようで…。彼女に関わった男はみんな破滅していくのですよね。本作の主人公も含めて。

「スーパーナチュラル シーズン11」←超ネタバレ

カインの刻印に蝕まれてディーンが自棄に走ったり、その刻印を消すためにサムが持てる力を総動員したり、天国のボビーを巻きこんだりしたシーズン10は、その刻印が封じていた「暗黒」を解放したところで終わったんですよね。続きが気になる展開でした。津波のような「暗黒」はインパラごと兄弟をのみこんで、世界を覆い尽くし、アルマゲドンの再来なのか!?という事態になるかと思ってた。
けど、シーズン11の第1話でその予想は裏切られました(笑)
シーズン10の感想は、コチラです。

そんなわけで、シーズン11です。超ネタバレしているので、これから見たい人は回れ右。
相変わらず長いですよ。

シーズン10では、ありえないディーンに喪失感を味わいましたが、シーズン11では、10のときの諍いやいざこざはまったくなかったことになっているのかと思うほど、いつもの兄弟ぶりでした。いや、いつも以上に睦まじかった。ただの仲のいい兄弟でした。そしてボビーは、回想シーンで登場してました。兄弟仲がよければ、基本、ボビーは必要ない(笑)
キャスがボビーの代わりをしていたシーンもあったなぁ。ほんのすこしだけ。
そしてボビーが受けたであろう罰だか制裁についても言及なし。まさかのお咎めなしなんだろうか…(前回のシーズンでメタトロンを天の牢から脱獄させる手伝いをした咎があるのですよ)

今回のシーズンの見どころは、キャスです(偏ってます/笑)

でも、強いキャスが見たいとは思っていたけど、ルシファーの強さを見たかったわけじゃない!ので、あのシーンを見たときの私の感想は一言でいって「だからキャスはおばかなんだよ!」でした。そもそも天使がルシファー(魔王)の憑依を許諾するってどういうことなのよ。もうキャスはジミー(キャスの器になった人間)そのものになってんのか? とかツッコミつつも、シリーズの大半をルシファーですごしたキャスには萌え…燃え、いや、うん、萌えました。
というわけで、ルシファー出てきました。そろそろ出番がきてもいいとは思ってたけど、ロウィーナの召喚術で召喚されてしまうとはね…。メタトロンが脱獄できたり、ルシファーが出てこれたり、天も地獄も囚人の扱いがずさんすぎるよ…。

ロウィーナといえば、クラウリーの母親の大魔女ですが、そのクラウリーを殺すためにキャスに呪いをかけたことをうっかり忘れていたので、破壊天使になってるキャスを見て「何がどうしてこうなった?」と頭が混乱してました。呪いを解くことで正気には戻るけど、心も病んでしまって(たぶん味方だと思っていた天使たちに拷問されたからってのもあるね) ひきこもりになっちゃうのも笑えた(笑い事じゃないけど) ひきこもってたおかげで、メタトロンを見つけることができて、持ち逃げされた悪魔の石版をまんまと取り戻すのはよかった。すっかりただの浮浪者になってるメタトロンは哀れだったけど、別の意味で今シーズンの鍵になりました。

さて「暗黒」と称された「闇(ダークネス)」は、神のお姉さんでした。
このシーズンは、ファンタジーやゲームや小説でも描かれることの多い「光と闇の戦い」が主軸にありました。そこに家族愛が絡んでいる。「闇」に打ち勝つのは「愛」というのは、ハリーポッターでも描かれているファンタジーの定石ですね。
自分を解放してくれたディーンにシンパシーを感じたのか「あなたとひとつになりたい」と口説くダークネスをすげなくしきれずに戸惑うディーン。悪いことだとわかっていながら惹かれてしまうティーンエイジャーのようでしたけど、ディーンが彼女に冷たくできず殺すことができないと感じてしまったのは、彼女が「姉」であってほとんど恋といってもいいほどに弟に縋っているからだったんだとラストで気づきました。共感したんじゃないかと。サミーなしでは生きていけない自分を知っているから。
彼女のほうもディーンのそういうところにシンパシーを感じたのかも。そう考えたら、実際に解放したのはサミーなのに(笑)ディーンだけに執着するのもうなずけます。だってサミーは「弟」だし、弟に冷たくされる姉の気持ちは永遠にわからんだろう。

正義感の塊で曲がったことを嫌い、弟のことも支配してきたディーンは、そう考えるとだいぶ大人になりました。大人というか、冷静でいられるようになったというか。サミー(サム)も同じく、運命から逃れようとし、そのためなら自己犠牲も厭わなかった捨て身の強さをなくした代わりに、誰かを守る強さを手にいれました。シーズン10を踏み台にして成長したってことなのか、そーなのか。
煉獄にいったディーンを助けなかったことがサムに罪悪感を植えこんでいることを魔王ルシファーが指摘しますが、サムはその甘言に惑わされなかったし、違う強さがあると言い返すことができた。成長したなぁ…(ほろり)

神のお姉さん(ダークネス)は、解放されたあと人の赤ちゃんとして受肉しますが(契約して憑依したのではなくて、受肉した感じ) 人間や悪魔の魂を喰らって急激に成長します。その第二形態の12歳くらいの女の子が妖艶でよろしかったです。人としての名前は、アマラ。アマラはシンハラ語で「不死」を意味しますけど、そこからきてんのかな?

原始、光と闇があった。光は世界をつくり、闇は世界を壊した。
共存できないと思った光は、自分がつくった大天使たちとともに闇を幽閉した。
その鍵となる刻印は、光がもっとも愛した大天使ルシファーに刻んだ。が、その刻印のせいでルシファーは蝕まれ堕天してしまった。刻印はルシファーからカインに渡ってしまった。
もてあました光はルシファーを地獄の檻に閉じこめた。

闇であるダークネスも、ルシファーも、光である神に「捨てられた」と思っていて、神が愛する世界と人間を憎んでいる。ということは、元凶は、神です。人もまた祈ってもどうにもならない世界のなかで神を憎むように。

けれど、神のつくった世界は美しい。
結局、ダークネスというか、アマラは、神(弟)がつくった世界に触れて、その世界を気に入ってしまうのですよ。
それがまた腹立たしかったにちがいない。
ただ弟に会って一言いってやりたいだけなのに、不在の神は隠れたまま出てこない。そりゃ腹が立ちますね。なんで幽閉したのか聞きたいし、なんでそんなに嫌うのか問いただしたい。打ちのめされるだけだとしても、神はどこにいるのかと人に聞きまわり、教会で神に祈り、それでも現れないと知ると、神が愛している人間を殺していく。
果ては、神がもっとも愛した大天使ルシファー(器はキャスのものですが)を拉致監禁して痛めつける(笑) いや、笑い事じゃないんだけども、今回のキャスって、拷問されてばっかで(笑) なんでこんな簡単に捕まっちゃってんのよ、またかよ!とか思っちゃって。
ルシファーも凶悪非道な魔王だったのに、父親(神)に捨てられて拗ねてるガキかよ!と思ったし。でも、凶悪なアマラや、すさまじい魔王だったルシファーが、神の前では駄々っ子のようになっていたのが、逆に神の偉大さを表現することになっていたかも。

なにしろチャックでしたから(ぶっちゃけた)
不在の神、チャックだったよ。そのまんまだったよ…。
正体を明かす相手がメタトロン。理由は、自叙伝を添削してほしかったから。添削するところは面白かったです。メタトロンが賢くみえたし、みすぼらしいおっさんが、しっかり働くおっさんに思えた。そもそも神の書記だしね。それに、メタトロンに挑発されて怒った神の目つきが、おちゃらけたチャックと別人でよろしかったです。メタトロン、グッジョブ。
その後、ウィンチェスター兄弟のもとにも神として現れるわけだけど、素直にはしゃぐサムのうしろで、釈然としない顔をしているディーンがよかった。あんた、いったい何してたんだ。みんなが探してたことは知ってるだろう!?という、実はメタトロンと似通った憤りを吐きだしてましたけども、神には神の言い分があったのでした。

自分の創造物を愛するあまり手をかけすぎた。でもどんなに手をかけてもいいようにはいかない。甘やかすことだけが愛じゃない。だから見守ることにした。のだそーだ。

神様にツッコむのはディーンの役目で。サミーはそれに同調してうなずく。
ルシファーとの話し合いでは、ルシファーの言い分のほうが正しく聞こえてしまうあたり、神様はだめだめです。が、ルシファーにちゃんと伝えたのはよかった。いちばん愛するものだったから刻印を刻んだと。愛し、信じていたからまさか刻印に蝕まれてしまうとは思っていなかったと。蝕まれたのを見て罰を与えてしまったのも、おまえを愛していたがためだと。すまなかった、と。まぁ、どうだかなとも思うんですが(こら) そのちょっとまえに、ディーンが「あやまっちまえばいいんだよ。ごめんって。口先だけでいえるだろう。ごめん、すまん。俺だってサムにいつもそうしてる」っていってるしね(それを聞いてサムがディーンを見てたけど、その視線に反射的に「ごめん」っていっておいて「ほらな」とかいうあたりディーンの「ごめん」は軽かった/笑) どうだかなと思ってしまったのは、強力アイテム(ただし使えるのは1回だけ)の「神の手」をルシファーに使わせ、ルシファーの手でダークネスに一撃を与え、その返り討ちに遭うかたちで、たぶん消失してしまったのに、神様というか、チャック、なんとも感じてなさそうなんだよねぇ。まぁ、そもそも、アマラに世界を壊されてもいいし、自分も消されたっていいやとか思ってたぽいしねぇ。
闇は消せない。ともにあるべきものだから。姉を殺すことはできない。という、神。
それ以前にそれを(肉親殺しを)禁忌にしたのは神なんじゃなかったけ。
アマラを封印するには力が足りなかった。
大天使の力を再生することもできなかった。
ルシファーも本調子とはいいがたく、ミカエルはまだ「そんな状態ではない」ようだし、ラファエルとガブリエルは「はじまりの天使」だから、カスティエル(キャス)を再生したときのように簡単にはいかない。と、神(チャック)がいっていた。

神は、キャスのことは何度も再生しています。どんだけ神に溺愛されてるんだと思っていたけど、今回のシーズンをみていて思った。神が溺愛しているのはウィンチェスター兄弟なんだと(とくにディーンね)
カスティエルは、ふたりにつけた守護天使なんだな。

ルシファーがアマラに飛ばされた(消された)あと、キャスが戻ってくるわけだけど。それまで悪い顔をしていたのが、朴念仁なぼんやり顔になったのには笑えた。相変わらずのボケをかまして「まちがいない。キャスだ」といいきるディーンも愛らしい。ディーンは、キャスに「いつも助けてくれた。いつも傍にいてくれた。もう兄弟だと思っている」と、はっきりいってたな…(キャスといっしょに私もほっこりしたよ) アマラのもとに行くとディーンがいったとき「私も行こう」と即座にいったのもキャスだったっけ。

魔王クラウリーもがんばってたけど、今回、影が薄いです(いや、活躍してたんだけど) ルシファーを内在したキャスの器に犬扱いされて小屋に入れられ床に這いつくばったり、かつての部下たちのまえで床を舌で舐めされられたり、自分を慕ってる仲間がいたかと思えば裏切られ、最後の局面で悪魔たちをまとめようとしても、徳がなさすぎてコケにされたり散々な目にあったりしてたけど、母親のロウィーナから「お前のことを突き離したのはそうしないと愛してしまうから。愛は信じない。でも愛してしまいそうになる」とかいう言葉が聞けてよかったよね(たぶん) それが放言だったとしても。

今回のシーズンは、家族の再生がテーマだったのかもしれない。

ダークネスを倒すために力を集結するわけだけど、魔女と悪魔と天使が手を組んで。でも、また幽閉しようとしているのだと気づいたときのアマラの怒りと悲しみはすごかったし。もういや。もうあんなところに戻るのはいや!と叫ぶのはせつなかった。そのまえに、よってたかって攻撃されまくってるのも、なんだか痛かった。そこまでしなくちゃいけない相手だろうかと思ったし。アマラが神に向かっていった「おまえは弱いだけ」という言葉にも共感できたし。
つまり弱いから強く見せたいだけ。だからこの世界をつくって自分を崇めるものとして人間や大天使をつくった。おまえはその頂点にいて、自分の強さを誇示したかっただけよ。という言葉。それだけじゃないにしろ、でなければピラミッド型にはしないよねぇ。

かつてのアルマゲドンがミカエルとルシファーの壮大な兄弟喧嘩だったように、今回のダークネス騒動も、神とその姉の大迷惑な姉弟喧嘩でありました。つか、ちゃんと向き合えよ。こじれちゃう前に…!(いや向き合えないからこじれるわけだけど) そして、向き合ったとたんに、和解する姉と弟。
ラストでは、仲良く手をつないで天に駆け上っていきました…(ハッピーエンディング、なのか…?)
説得したのは、ディーンです。
ディーンは、説得できなければアマラとひとつになるしかないという決死の覚悟で挑んだわけだけど(つまり自分を犠牲にして世界を救おうという展開なわけだけど) アマラが素直になってくれてよかった。

闇に包まれようとしていた世界が明るくなったとき、サミーはディーンが犠牲になったのだと思い、ひとりで暗い顔をしています。もちろん、キャスも。なにしろ神であるチャックはみんなへの説明もしないまま姉の手をとって「しばらくふたりっきりになりたいんだ。ちゃお☆」とばかりに天へ駆け上ってしまいますし。
置いていかれたディーンは「で、ここはいったいどこなんだよ」状態で、森の中を彷徨ってるし。彷徨った先で、とうに亡くなっている筈の母親と逢ってしまうし。サムはサムで、急な来訪者に、いきなり非難されて、撃たれるし(シーズン12は、ここから始まるのね)
いきなり非難してきたのが、賢人の末裔だとか(全滅したって聞かされていたのに)
言い分はわかる。
あんたたち兄弟はいったい何なの。自分たちさえよければ周りのことなんてどうでもいいんでしょう。いったい何度この世界があんたたちの失敗で滅亡しかけたと思ってんの。もう我慢ならない。
わかる。けど、じゃあ、いままでどうして出てこなかったの。もっと早く出てこれたでしょうに。
というツッコミをしたところで、このシーズンはおしまい。

シーズン12は、このペースだと、ちょうど1年後かもしれない。待ち遠しい。

そういえば死の騎士ですが、その麾下にあった死神ビリーが「死の騎士は面白がっていたけどウィンチェスター兄弟の生き返りは反則だから。私はしないから。こんど死んだら迎えにくるよ。復活はなし。天国とか地獄もなし。無の世界へ連れていく」と断言していたので、死んでもどうせ生き返るんでしょという安心感がなくなりました。それでもなんとかなる気がしますけども。
あと書き忘れていたけどメタトロン。あそこで時間稼ぎのために身を挺するとか、最後は天使らしい生き様でよかったです(死に様なのか) 神に成り代わろうとしたメタトロンのことを、神は天使には戻さなかったけども。人間になっても天使は天使だしね。

それでルシファーは飛ばされたのか消滅したのか、いまだ檻の中にいるミカエルはどうなってるのか。不在の神が正体を明かしてバカンスに出かけてしまったあとの世界はどうなるのか(変わらないだろうけど) 烏合の衆の天使はまとまるのか、悪魔たちはどうなるのか。キャスの手にある悪魔の石版は今後のキーアイテムになるのか。
物語がどこに収束していくのか気になります。けど、いちばん気になるのはキャスです。
力は取り戻せたのかな。神様が修復してくれたぽいんだけど、どうなのかなぁ。
かつての強いキャスに戻ってほしいんだけども(ルシファーとかに憑依されるんじゃなくてね/笑)

Pagination

Utility

プロフィール

きいこ

ブログ内検索

全記事(数)表示

全タイトルを表示

月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。